「米国、ついに大規模攻撃へ動くのか」“重爆撃機投入”を通告…医療要員150人も緊急集結

米国とイランの緊張が高まるなか、米国による大規模攻撃を示唆する兆候が各地で確認されている。米国がイスラエルに対し、数日以内にイランへの攻撃を強化すると通告したとされるほか、主要拠点病院に医療従事者150人を派遣したとの報道も出た。米株式市場が休場となり、連邦議会の夏季休会が始まる今週末が、米国とイランの戦争を左右する重大な分岐点になるとみられる。
イスラエル公共放送KANは22日(現地時間)、米国が戦争勃発後初めて重爆撃機を投入し、イランの秘密核施設を攻撃する予定だとイスラエル側に通告したと報じた。米軍の爆撃機は、イランの地下核施設が建設されたと推定される通称「ピックアックス・マウンテン(Pickaxe Mountain)」を攻撃する見通しだ。
ピックアックス・マウンテンはイランのナタンズ・ウラン濃縮施設の近くに位置し、要塞化された地下核施設が建設されているとされる。米国がイスラエルに通告した背景には、今後予想されるイランの反撃に備えるよう促す狙いがあるとみられている。KANは、イスラエルが通告後、最高レベルの警戒態勢を維持していると伝えた。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は関係者の話として、「ここ数日で150人を超える医療従事者がドイツのラントシュトゥール地域医療センターに到着した」と報じた。同センターは、中東で負傷した兵士を治療する主要拠点となっている。WSJは、先週、特殊作戦部隊が米軍基地から中東へ派遣されたとも付け加えている。
米国のドナルド・トランプ大統領も強硬な姿勢を鮮明にした。21日に「我々は近く、あの地域(ピックアックス・マウンテン)を極めて強力に攻撃する」と予告したトランプ大統領は22日、戦死した米軍兵士の遺体を出迎えるため、デラウェア州のドーバー空軍基地へ向かう前に記者団の取材に応じている。
その際、トランプ大統領は「発表されたばかりの世論調査では、米国民がガソリン価格の高騰を望んでいない一方、戦争には反対していないことが明確に示された」と強調した。
ホルムズ海峡に加え、紅海でも緊張が高まっている。英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は23日、「サウジアラビア南西部アル・シュカイクの南西約70海里(約130キロ)の海上で、石油タンカーが攻撃を受けたとの通報があった」と明らかにした。
直後にイエメンの親イラン武装組織フーシ派は、「サウジアラビアの石油タンカー2隻を狙った軍事作戦を実施した」としたうえで、「海上封鎖令に違反したため標的にした」と主張している。フーシ派の主張が事実と確認されれば、海上封鎖を宣言して以降、同派が船舶を攻撃した初の事例となる。
米軍は12日目もイランへの空爆を続けた。米中央軍は22日、「米東部時間午後5時30分(日本時間23日午前6時30分)、軍最高司令官の指示に基づき、イラン軍の標的に対する追加空爆を開始した」と発表している。















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