中国人を“犬の群れ”扱いした代償…ロジクール代理店、炎上広告で480万円失う

コンピュータ周辺機器メーカーのロジクールの中国代理店が、消費者を「犬」に例えた広告を掲載し、罰金を科された。問題の広告は激しい批判を受けてわずか1日で削除されたものの、最終的に法的制裁を免れることはできなかった。
20日、北京日報とサウスチャイナ・モーニング・ポストなどによると、上海市静安区市場監督管理局は6月末、ロジクールの中国販売代理店である上海百事得電子に対し、20万元(約480万円)の罰金を科した。
問題となった動画は、3月25日に中国の人気ショート動画プラットフォームに投稿された「ロジクール G PRO Wireless 3(GPW3)」の広告だ。
広告には、「もう二度と金は使わないと言っておきながら、値下げしたら結局、犬の群れのように群がってくるくせに」という文言が含まれており、消費者の怒りを買った。
批判が殺到し、動画は投稿翌日にすぐ削除された。百事得電子はロジクールの中国における主要販売代理店で、同プラットフォーム上でオンラインストアを直接運営する権限を持つ。中国はロジクール全体の売上の約10%を占める、世界第2位の市場だ。
波紋が広がる中、ロジクール本社は3月末に謝罪声明を発表し、「不適切な内容に深い衝撃と悲しみを感じている」と謝罪した。
ロジクール側は、問題の広告について、社内の審査手続きを経ないまま、百事得電子の従業員が独断で投稿したものだと説明した。そのうえで、百事得電子に対し、問題を厳正に処理するとともに、動画を削除するよう求めたと明らかにした。
百事得電子も管理責任を認め、公式に謝罪した。
一方、中国ではブランドによる行き過ぎたマーケティングをめぐる問題が後を絶たない。6月にもイギリスの生活用品メーカー、デトールが女性の性的経験と衛生状態を結び付ける不適切な広告を公開し、激しい批判を受けた末、謝罪文を発表するとともに広告を取り下げた。
















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