
トヨタは、フルサイズピックアップトラック「タンドラ」の2027年モデルに、オフロード性能を強化しながら価格負担を抑えた「トレイルハンター(Trailhunter)」パッケージを新たに導入する。最上位の高性能オフロードグレードとは別に、比較的手頃な価格で本格的なオフロード装備を求める消費者を狙った戦略だ。より力強い外観と実績のあるオフロード装備を組み合わせ、実用性を追求したのが特徴だ。
SR5グレードをベースに実用性を高める
2027年モデルのタンドラ・トレイルハンターは、エントリーグレードの一つ上に位置するSR5グレードをベースに製造される。アルミホイールやトレーラーブレーキコントローラー、けん引モードなどの実用的な装備を標準搭載するSR5グレードの長所を生かし、価格上昇を効率的に抑えた。

パワートレインには、最高出力389馬力の3.4リッターV6ツインターボガソリンエンジンが組み合わされる見込みだ。オフロードでの走破性を高めるため、ミシュランLTXトレイルタイヤやオールドマンエミュー(Old Man Emu)のサスペンションキット、フロントリカバリーフック、車体下部を保護するスキッドプレート、電子制御式リアデフロック(ロッキング・リア・ディファレンシャル)も追加される。地形に応じて駆動力を制御するマルチテレインセレクトとクロールコントロールも搭載され、悪路での緻密な走行を支援する。
角張った外観を採用し14インチディスプレイを標準装備
外観には、2027年モデルのタンドラに採用される一部改良デザインがそのまま反映された。ラジエーターグリルはより箱型となり、下部バンパーのラインも四角形が明確になったことで、力強い印象を与える。トレイルハンター専用装備としてブロンズカラーのホイールが採用されるほか、専用エンブレムが内外装の各所に配置される。夜間の悪路走行を支援する補助ライトバーも光量が向上し、夜間の視界確保を助ける。

室内では、14インチの大型タッチスクリーンディスプレイが全グレードの標準装備となる。内蔵型ドライブレコーダー機能を新たに備えた最新のインフォテインメントシステムが搭載され、先進運転支援システムと安全装備も大幅に強化される。

価格は5万ドル前後になると予想される
2027年モデルのトヨタ・タンドラ・トレイルハンターは、大型ピックアップトラック市場で、オフロードらしい個性と価格競争力を兼ね備えた選択肢として期待を集めている。具体的な詳細仕様と正式価格は今年後半に公開される予定だ。前モデルのSR5グレードの価格帯を踏まえると、トレイルハンターパッケージ装着車は5万ドル前後になると予想される。















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