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2025年06月27日金曜日
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「中国南西部で30年最悪の洪水」8万人避難、スタジアム3m冠水…気候変動の影響か、さらなる豪雨の予報も

【引用:X】中国南西部・貴州省で過去30年で最悪とされる大規模な洪水が発生し、8万人以上の住民が緊急避難した。中国国営メディア『グローバルタイムズ』などによると、黔東南ミャオ族トン族自治州の榕江県では前日からの集中豪雨により低地が広範囲に浸水。この日午後の時点で約8万900人が安全な地域へ避難したと報じられている。

【引用:X】被害は地域全体に及び、中国の人気サッカー大会「春暁(チュンシャオ)」の榕江県ホームスタジアムが水深3メートルに沈み、地域最大のショッピングモールも冠水。一部の高速道路では橋梁が崩落し、交通網が遮断されるなど混乱が広がっている。

【引用:X】『中国中央テレビ(CCTV)』は、救助隊がボートで住民を救出する様子や、幼稚園児が救援を待つ緊迫した映像を放送し、現地の深刻な状況を報道した。これを受け、中国政府は被災地支援として1億元(約20億1,322万円)の緊急支援金の拠出を決定。人命救助と復旧作業が急がれている。

【引用:X】ただし、貴州省気象局は25日夜から27日にかけて再び豪雨が続くと予報しており、さらなる浸水や土砂災害への警戒が必要とされている。現地では追加被害を避けるため、自治体と軍が連携し対応を強化している。

【引用:X】中国南部では夏季の洪水が定期的に発生しているが、『ロイター通信』によれば、一部の専門家は気候変動の影響で降雨量とその頻度が顕著に増加していると指摘。今回の洪水も、異常気象が常態化する中で発生したものとして注目されている。

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