
【引用:Dongchedi】中国の自動車メーカーBYDが、日本の軽自動車市場への参入を正式に表明した。初の電気軽自動車「ラッコ(RACCO)」を主力モデルとして打ち出し、日本の小型車セグメントで存在感を高める構えだ。正式発表はジャパンモビリティショーで行われる予定だが、すでに一部の画像が流出し注目を集めている。

【引用:Dongchedi】ラッコの外観は、軽自動車規格に合わせたコンパクトなデザインでまとめられている。全長3,400mm、全幅1,480mm、全高2,000mm以内という制約のなかで、短いボンネットと直立型フロントガラス、スライドドアを採用。フラットな側面と垂直に近いリアエンドを持ち、C字型LEDデイタイムランニングライトや15インチアルミホイール、4輪ディスクブレーキも装備される。外観デザインは三菱「eKスペース」やダイハツ「タント」に影響を受けたとみられる。

【引用:Dongchedi】パワートレインには20kWhまたは40kWhのバッテリーが搭載される見通しで、航続距離はおよそ180km前後とされる。最大100kWの急速充電に対応し、床下バッテリー構造によって重心を下げ、走行安定性を高めているという。インテリアには大型インフォテインメントディスプレイとデジタルメーターを採用する見込みで、先進運転支援システム(ADAS)やヒートポンプ式空調の搭載も想定されている。

【引用:Dongchedi】BYDは2026年夏に予約受付を開始しその後、本格的な販売へ移行する計画だ。価格は約244万円とされ、日産「サクラ」や三菱「eK X EV」と直接競合する見通しである。さらに同社は、同じショーで軽商用EV「T35」も披露する予定で、キャブオーバー型バンやフラットベッド仕様を展開し、都市部の物流や小規模輸送需要を狙うとしている。













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