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2025年06月19日木曜日
ホームライフスタイル【油断大敵】ノンアルコールビールの落とし穴…高カロリー・糖分過多で糖尿病リスクが上昇!

【油断大敵】ノンアルコールビールの落とし穴…高カロリー・糖分過多で糖尿病リスクが上昇!

カロリーと糖分含有量が高く、心血管の健康にも悪影響

引用:ClipartKorea*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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アルコールによる被害を避けるため、ノンアルコールのビールが人気を集めている。しかし研究によると、このノンアルコールビールは、多くの人々が期待するほど健康に良くないことが判明したと、海外メディア「デイリー・メール」が報じた。

科学者らの調査によると、ノンアルコールビールを2本飲むだけで血糖値が上昇し、糖尿病のリスクが高まる可能性があるという。ノンアルコールビールは血中インスリン濃度を上昇させるが、これは糖尿病を発症させる要因となる。

さらに、心臓の疾患と関連する血中脂質である悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪の数値も、一部のノンアルコールまたは低アルコールのビールを飲むことで増加したという。そして、多くのノンアルコールビールは高カロリーであり、肥満のリスクも高める可能性があることが判明した。

ノンアルコールビールは過度なアルコール摂取より健康に良いことは確かだが、研究によると全く無害というわけではないというのだ。アメリカとドイツの科学者で構成された研究チームは、4週間にわたり毎日330mlのノンアルコールビール2缶、または水を飲んだ44人の健康な若者を対象に追跡調査を行った。

その結果(Non-Alcoholic Beer Influences Glucose and Lipid Metabolism and Changes Body Composition in Healthy, Young, Male Adults)ノンアルコールビールも心血管の健康に悪影響を及ぼすことが明らかになった。

特にアルコールを含まないホワイトビールや、オレンジやレモンソーダの風味付けされたノンアルコールビールの場合、リスクがより高い結果となった。アルコールを除去した軽めのピルスナータイプのビールやアルコール度数が最大0.5%のビールは、比較的そのリスクが少ないことが分かった。

研究チームは「ノンアルコールビールがアルコール飲料の健康的な代替品として多く消費されているが、その利点とリスクについてはあまり知られていない。ノンアルコールビールに含まれているカロリーと糖分が代謝に悪影響を与えることが判明した」と説明した。

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