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これがBYDの答えか!」新型シーライオン 07 DMが市場の常識を超える、コスパ最強SUVの全貌が明らかに

山田雅彦 アクセス  

コスパ最強のSUVが登場
BYD・シーライオン 07 DM

引用:BYD
引用:BYD

中国の自動車ブランド・BYDがプラグインハイブリッド(PHEV)SUV市場で再び勝負をかけてきた。今回、公式にインテリアを公開した「シーライオン 07 DM」はミッドサイズSUVのボディに高級感あふれるインテリアと先進の自動運転技術を兼ね備えた最新のPHEVモデルだ。中でも注目すべきは価格設定で、円換算でおよそ404万円からスタート。国によって異なるが、PHEV向け補助金制度が適用されれば実質購入価格は約303万円台まで下がる場合もある。

この車両は、2022年に発売された「フリゲート07」のフェイスリフトモデルで、累計販売台数が8万台に達するなど、すでに一定の市場地位を築いている。シーライオン 07 DMは、先代の長所を引き継ぎながら、フロントフェイスと内装を大幅にブラッシュアップ。車体サイズは、全長4,880mm、全幅1,920mm、全高1,750mm、ホイールベース2,820mmである。

引用:BYD
引用:BYD

デジタル感性と快適性の融合
まさかの冷蔵庫まで標準装備

シーライオン 07 DMの内装はBYDが掲げる最新デザイン言語をもとに、高級感と実用性を両立させた構成だ。中央には回転式15.6インチのフローティングディスプレイと10.25インチのデジタルメーターを配置。下部をフラットに仕上げたステアリングホイールや電子式シフターがスポーティな雰囲気を演出している。センターコンソールにはワイヤレス充電パッド、2つのカップホルダー、温冷機能付きストレージボックスが標準装備される。

シートは2列ベンチ式の5人乗りで、全席にベンチレーション(送風)とシートヒーターを備える。特にフロントシートは一体型ヘッドレストとマッサージ機能付きで、長距離ドライブでも快適性を保つ設計となっている。大型のパノラマサンルーフによる開放感もあり、荷室スペースも十分に確保されている。

さらに注目すべきは先進の自動運転支援機能。シーライオン 07 DMは12基のカメラ、5基のミリ波レーダー、12基の超音波センサーを組み合わせた「God’s Eye C(DiPilot 100)」システムを搭載。高速道路だけでなく都市部でも信号認識や障害物回避、自動追い越しをサポートし、オプションでルーフにLiDARセンサーを追加することもできる。

引用:BYD
引用:BYD

最高出力は469馬力
EV走行距離120キロ

シーライオン 07 DMのパワートレインは2種類。ベースモデルには1.5Lガソリンエンジンと200kWの電気モーターを組み合わせた「DM-i」システム。上位モデルには前後輪にそれぞれ電動モーターを搭載した「DM-p」システムが用意される。DM-pモデルの最高出力は469馬力に達し、0-100km/h加速はわずか4.7秒、最高速度は200km/hに達する。

このモデルはBYDグループ傘下のFinDreams社製LFPバッテリーを搭載し、容量は26.6kWh。EVモードでの航続距離は100〜120kmを確保し、日常使いにも十分に応える性能となっている。完全放電後のガソリン走行時でも燃費は100kmあたり5.5〜6.6Lと高効率で、ハイブリッド車としての経済性にも優れる。

価格、性能、技術力のすべてにおいて中型SUV市場のゲームチェンジャーとなる可能性を秘めたシーライオン 07 DM。直近ではソウルモビリティショーにも出展された。今後、プラグインハイブリッド仕様が国内市場で正式に販売されれば、ミッドサイズSUVを検討していた層にとって、有力な新しい選択肢となるのは間違いない。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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