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ジープの新しい顔!「コンパス」、次世代SUVとして電動化とデザインが大進化

山田雅彦 アクセス  

ジープのコンパクトSUV「コンパス」
新レンダリング画像が公開され
ティーザーとスパイショットを基にしたデザインに注目

引用:kolesa.ru
引用:kolesa.ru

ジープを代表するコンパクトSUV、コンパスが全く新しい姿で登場する。公式発表はまだだが、ティーザー画像とスパイショットを基に作成された予想レンダリング画像が公開され、消費者の期待が高まっている。角張ったボディと新しいフロントデザインが特徴的な新型コンパスはブランドの伝統を継承しつつ、現代的な感覚を取り入れている。

コンパスは、今回のモデルチェンジで商品性が大幅に向上する見込みだ。特に電動化パワートレインを中心に構成されるラインナップと、STLAプラットフォームの採用は、従来のイメージから脱却し、より先進的なSUVへの進化を予感させる。

引用:kolesa.ru
引用:kolesa.ru

角張ったフロントデザイン
最新トレンドを反映したボディライン

レンダリング画像で最も目を引くのはフロントデザインだ。ジープ特有の縦型7スロットグリルはそのままに、各スロット上にLEDライトストリップを配置し、視覚的なアクセントを加えている。この組み合わせはブランドの伝統と現代的な照明技術の融合として高く評価されている。ヘッドライトは水平型から脱却し、より直角に近いシンプルな形状に変更。各端には縦型のデイタイムランニングライトが配置され、存在感を強調している。

サイドビューも一新された。Cピラーをガラスで囲み、フローティングルーフのような印象を与え、リアホイールアーチ上には独特のキャラクターラインが描かれている。これにより、従来のコンパスとは一線を画す差別化されたデザインが実現されている。SUVらしい力強いプロポーションを維持しつつ、最新トレンドを反映したクリーンなラインで洗練された印象を与えている。

リアデザインはまだ完全には明らかにされていないが、スパイショット情報から上部テールランプとブラックハウジングパネルの採用が確認されており、ナンバープレートとテールランプの視覚的統合を図った構成となっている。全体的な車体サイズは大きく変わらないが、プロポーションとディテールの変更は劇的だ。

引用:ジープ
引用:ジープ

STLAプラットフォームを採用
電動化までを視野に入れた刷新

新型コンパスはステランティスグループの最新STLAミディアムプラットフォームをベースに開発されると見られている。このプラットフォームはプジョー3008やDS7など、欧州のプレミアムSUVにすでに採用されており、軽量化と電動化に最適化された最新技術が集約されている。ジープはこのプラットフォームを活用し、走行性能、室内空間、安全性を大幅に向上させる計画だ。

パワートレインも多様なニーズに対応できるよう構成される予定で、ベースグレードのマイルドハイブリッドやプラグインハイブリッド、さらに純電気自動車(BEV)モデルも展開される見込みだ。特にBEVモデルは欧州を中心に強化されるカーボンニュートラル規制に対応する戦略的なモデルとなるだろう。これにより、コンパスは単なるSUVを超え、ジープの電動化戦略の中核を担う存在となる。

公式発表は今年の夏前に行われる予定だ。これまでのモデルが長いライフサイクルを持っていたことを考慮すると、この第3世代目コンパスも長期的な視点で設計されていることが予想される。新型モデルが日本市場に導入されれば、キア・スポーティッジとの競争構図が再び注目を集めることになるだろう。内装デザインや価格設定などでも激しい競争が予想される。

山田雅彦
editor@kangnamtimes.com

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