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「速さも快適さも妥協しない!」ホンダ、2025年型タイプRでホットハッチ刷新へ…315馬力が宿す“新・日常性能”

山田雅彦 アクセス  

ホンダ、2025年型シビックタイプR
ホットハッチの新たな基準に
走行性能も室内空間も抜かりなし

引用:ホンダ
引用:ホンダ

ホンダは2025年型「シビックタイプR」を発表し、再び注目を集めている。タイプRは長年にわたり、シャープなハンドリングや高回転型の4気筒エンジンで多くのファンを魅了してきた。今回の最新モデルも、その伝統を踏襲しながら、最新技術と現代の感性を織り交ぜて進化を遂げている。

エクステリア、パフォーマンス、インテリア、装備の各面において細かいブラッシュアップが施されており、とくにエンジンノイズの抑制による高い静粛性が評価されている。シフトフィールは極めて良好で、前後重量バランスの理想的な配分や金属製シフトノブの手触り、ディテールの精緻さなどもドライビングの質を高めている。

引用:ホンダ
引用:ホンダ

アグレッシブなデザインとプレミアムな室内空間

2025年モデルのシビックタイプRは、従来よりも洗練された印象を持つエクステリアが特徴。大型リアウィングと鋭いボディラインは高性能モデルらしさを強調しながらも、全体的には抑制の効いたデザインに仕上げられている。スポーティさと大衆性のバランスが絶妙で、幅広いユーザー層に訴求する仕様となっている。

インテリアはプレミアムな雰囲気を醸し出しており、ハニカムパターンのエアベントや物理スイッチと調和したミニマルなダッシュボードが直感的な操作性と美しさを両立させている。9インチのインフォテインメントシステムと10.2インチのデジタルメーターにより、視覚的にも機能的にも満足度が高い。特に注目すべきは、赤いアルカンターラで仕立てられたフロントシートだ。ボルスター構造がしっかりと体を支え、着座感に優れている。

ただし、リアシートの中央座席が廃止されたことで実質的に4人乗りとなっており、購入を検討する際の判断材料になる可能性がある。

価格はオーストラリア市場での基準価格が7万2,600豪ドル(約686万3,000円)と設定されており、前モデルより1万3,000豪ドル(約122万8,000円)の値上げとなった。パフォーマンスや質感の向上を考えれば妥当との声もあるが、価格上昇が購買層にどう影響するかが注目される。

引用:ホンダ
引用:ホンダ

技術と実用性を両立した走行性能

インフォテインメント面では、Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応するほか、新たにログRトラックデータ機能を搭載。スポーツ走行時のデータ取得や可視化が可能となり、走りの臨場感を高めるメーターパネルの回転表示灯も導入されている。

搭載される2.0リッター直列4気筒ターボエンジンは最高出力315馬力、最大トルク42.8kgf·mを発生。0-100km/h加速は5.4秒、最高速度は275km/hに達する。金属製シフトノブを用いた正確なギアチェンジも、運転の楽しさを大きく引き出す要素だ。

荷室容量は通常410リットル、最大1,212リットルまで拡張可能で、実用性も十分に備えている。ステアリングは軽快かつ高い応答性を持ち、車両の精緻なチューニングがドライバーにダイレクトに伝わる。

ホンダ・シビックタイプR 2025年モデルは走行性能、質感、装備の各面においてバランスの取れた進化を遂げており、今後の市場での動向に期待が寄せられている。

山田雅彦
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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