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「自車の周りに危険がある」という信号…ハザードランプは事故のときだけじゃなかった

山田雅彦 アクセス  

引用:depositphotos
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ハザードランプは道路上の警告信号

自動車の車内中央にある赤い三角形のボタン。一般的に「ハザードランプ」と呼ばれるこのボタンの正式名称は「非常点滅表示灯」である。ボタンを押すと左右のウインカーが同時に点滅する。多くのドライバーは、ハザードランプを事故が起きたときだけ使う機能だと考えている。しかし実際には事故だけでなく、故障、急停車、危険な状況を後続車や周囲の車両に知らせるときにも非常に重要な役割を果たす。

ハザードランプの核心的な役割は「自車の周りに危険がある」という信号を送ることだ。特に高速道路のように速度が速い道路では、後続車が危険を遅れて認識すると追突事故につながる可能性がある。NEXCOなどの高速道路各社は、事故や故障時の行動要領として、ハザードランプを点灯させること、発炎筒や停止表示器材を設置すること、安全な場所へ避難すること、そして通報することを案内している。ハザードランプは単なるマナーのためのボタンではなく、二次事故を防ぐ生命信号に近いものと言える。

急停車に遭遇したらすぐに点灯させるべき

ハザードランプを最も多く活用すべき瞬間は急停車だ。高速道路を走行していると、前方が突然渋滞することがある。ドライバーはブレーキを踏んで速度を落とすが、後続車はまだ状況を知らないかもしれない。このときハザードランプを点灯させると、後続車に「前に危険がある」「速度を落とすべきだ」という信号を送ることができる。

引用:depositphotos
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特にカーブの後や丘の向こうで渋滞が始まる区間は非常に危険だ。後続車が渋滞車両を遅れて発見すると、そのまま追突する可能性が高くなる。高速道路の渋滞区間での事故は致死率が高いため、急停車の状況で後続車に迅速に知らせることが重要となる。単にブレーキランプを点灯させるよりもはるかに目立つため、前方の渋滞を発見したら速度を落としながらハザードランプを点灯させる習慣をつけたい。

故障や事故が発生したときは最初に点灯させる

車両の故障や事故が発生したときも、まずはハザードランプを点灯させるべきだ。エンジンの異常、タイヤのパンク、接触事故、バッテリーの問題など、正常に走行できない状況であれば、すぐに周囲の車両に知らせる必要がある。特に高速道路では、車が停まっていること自体が大きな危険となる。後続車は前の車が正常に走行中だと思って接近してくるからだ。

道路交通法上、高速道路で故障などのやむを得ない理由で停車する場合には、十分に幅のある路肩に移動させ、停止表示器材を設置しなければならない義務がある。このとき、ハザードランプは後続車に最初に送る危険信号となる。ただし、路肩に停めたからといって安全なわけではない。ハザードランプを点灯させ、可能な限り車両を安全な場所に移動させた後、同乗者はガードレールの外など安全な場所に避難しなければならない。高速道路では車内に留まることも危険だ。事故処理よりも先にすべきことは、自車が危険な状況であることを知らせ、二次事故を防ぐことである。

豪雨や霧のように視界が悪いときも役立つ

引用:AIツールで生成
引用:AIツールで生成

ハザードランプは天候が悪いときにも活用できる。豪雨、濃霧、大雪のように前がよく見えない状況では、自車の位置を周囲の車両に知らせることが重要だ。特に突然雨が降り出し、周囲の速度が急激に落ちることがある。このときハザードランプを点灯させると、後続車が自車をより早く認識できる。

ただし、無条件に長時間点灯させておくことが常に良いわけではない。ハザードランプを点灯させると左右のウインカーが同時に点滅するため、実際の車線変更の意思を知らせにくくなる。したがって、車線を変えなければならない状況ではハザードランプを消し、ウインカーを正確に点灯させる必要がある。視界が極端に悪い状況でゆっくり走行するか停車する危険があるときはハザードランプが役立つが、正常な速度で走行しているのに単に雨が降っているという理由だけで点灯させ続けると、周囲のドライバーを混乱させる可能性がある。重要なのは、自車が普段よりもはるかに遅いか、危険な状況にあることを知らせるために使用することだ。

「サンキューハザード」は短く

日本のドライバーの間では、車線を譲ってもらったときなどにハザードランプを2〜3回点滅させる、いわゆる「サンキューハザード」が広く浸透している。厳密に言えばハザードランプの本来の目的は危険状況の通知だが、道路上では短い感謝や謝罪の表現としても使われている。

しかし、感謝の意を伝えようと長く点灯させすぎると、後続車に実際の危険状況と誤認される可能性がある。逆に、本当に危険な状況で点灯させたのに、単なる感謝表示と勘違いされることもある。そのため、感謝の目的で使用するときは短く2〜3回程度点滅させるのがよい。また、ウインカーを出さずに無理に割り込んだ後、ハザードランプだけを点灯させて済まそうとするのは危険な運転である。まずはウインカーで意思を正確に知らせ、安全に車線を変更しなければならない。ハザードランプは危険な運転を正当化するボタンではない。

引用:depositphotos
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違法駐車の免罪符として使用してはいけない

ハザードランプに関して最も危険な誤解は、「点灯させれば少しの間なら駐車しても大丈夫」と思い込むことだ。コンビニやカフェの前、横断歩道の近く、バス停の周辺などで、ハザードランプを点灯させて停車する車両は少なくない。しかし、ハザードランプは違法駐車を合法にするものではない。

点灯させていても、駐車禁止区域に停めれば取り締まりの対象となる。特に横断歩道、交差点の角、消火栓の周辺、バス停、歩道、スクールゾーンなどは絶対に駐車してはならない。ここでは「少しの間だった」「ハザードランプをつけていた」という言い訳は通用しない。ハザードランプは危険を知らせる信号であり、駐車許可の合図ではない。

ドライバーが覚えておくべき基本はシンプルだ。急停車に遭遇したら後続車に警告し、故障や事故の際は最初に点灯させて安全を確保する。悪天候で視界が悪いときも状況に応じて活用する。しかし、違法駐車や無理な割り込みを隠すために使ってはならない。赤い三角形のボタンは飾りではなく、道路上の危険を知らせる最も基本的な安全信号なのだ。

山田雅彦
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

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