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ついに「初の本格SUVハイブリッド」登場! トヨタ・ランドクルーザーが457馬力で復活…その走破力と実用性とは

山田雅彦 アクセス  

高性能パワートレインを初搭載

伝統の走破力はそのまま

次は日本市場の展開に注目

トヨタの本格オフロードSUVであるランドクルーザーが、高性能ハイブリッドシステムを搭載した新モデルとして登場し、世界中の注目を集めている。家族向けSUVを求めるユーザーや、中長距離の牽引性能とオフロード走行を重視するドライバーから高い関心を得ている。

2025年6月に発表された新型ランドクルーザーは、3.5リッターV6ツインターボエンジンにハイブリッドシステム「i‑Force MAX」を組み合わせた。最高出力は457馬力、最大トルクは790Nmに達し、10速ATとフルタイム4WDとの連携により、燃費重視のハイブリッドではなく本格的な高性能SUVとしての性能を発揮している。

悪路も積載もこなす足まわり

レトロ顔×先進インテリア

オフロード性能も大幅に進化している。電子制御リアディファレンシャルロックやトルセンLSDを備えた4WDシステムに加え、6種類の走行モードを選べるマルチテレインセレクト、電動パワーステアリング、大径ディスクブレーキを搭載し、2,700kg以上の牽引力を確保している。これにより悪路走破性と積載性能を両立している。

エクステリアには、FJ62をオマージュした角型LEDヘッドライトとボックス型ボディを採用し、クラシックな魅力を再現している。一方、インテリアにはデジタルメーター、12.3インチインフォテインメントディスプレイ、JBLプレミアムオーディオ、最新ADASなどを装備しており、快適性と先進性を兼ね備えている。2列目には12.3インチのモニターとBluetoothヘッドセットも用意され、ファミリーユースにも適した設計となっている。

商用モデルにも電動化

日本導入は時期未定

注目すべきは、商用仕様にもハイブリッドパワートレインが導入された点である。英国市場向けのコマーシャルモデルでは2列目シートを撤去し、鉄製パーティションとフラットな荷台を装備することで2,000リットルの積載スペースを確保した。最大牽引力は3.5トンに達し、48Vマイルドハイブリッドシステムの採用により欧州の環境規制にも対応している。

日本市場では導入時期や仕様の詳細がまだ明らかにされていない。欧州では2025年末、英国では2026年初頭の販売が予定されているが、日本仕様の設定や認証取得、整備インフラの整備が今後の鍵になると見られている。一方で、すでに国内では同一プラットフォームを採用したレクサスLX 700hが販売されており、ランドクルーザーにも同様の展開が期待されている。

山田雅彦
yamadam@kangnamtimes.jp

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