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ユダヤ系住民が民主党を支持する理由は慣習?トランプ前大統領がネタニヤフ首相との会談内容を暴露

竹内智子 アクセス  

28日(現地時間)、アメリカのドナルド・トランプ前大統領は、ニュージャージー州でユダヤ系共和党支持者向けの選挙資金の献金イベントを開催した。

彼はイベントの中で、ユダヤ系住民の多くが民主党候補を支持する理由について、「(イスラエルの)ベンヤミン・ネタニヤフ首相は慣習的なものだと回答した」とし、「民主党支持者はイスラエルを嫌っている」と語ったという。

アメリカ国内のユダヤ系住民向けメディアがSNSに公開した映像によると、トランプ前大統領はユダヤ系共和党支持者向けの選挙資金の献金イベントで、26日にネタニヤフ首相と会談を行った際のエピソードを紹介した。

トランプ前大統領がネタニヤフ首相にアメリカ国内のユダヤ系住民が民主党を支持する理由を尋ねると、「慣習的なものだと答えた」と話した。そして、「民主党員はイスラエルを嫌っている」と述べ、彼の演説を聞いていた支持者たちは歓声を上げた。

また、ユダヤ系を代表する大物政治家、民主党のチャック・シューマー上院院内総務を「(ネタニヤフ首相を非難して)いまやパレスチナ人になった」と評し、カマラ・ハリス副大統領については「非常に無礼な人物だが、私の方がもっと無礼だから問題ない」と語った。

24日、ネタニヤフ首相は米国連邦議会の上下両院合同会議で演説を行い、ガザでの軍事作戦に対する批判や抗議を一蹴し、イスラエル支援の強化を訴えたが、民主党内でも親パレスチナ派からの圧力が強まり、ハリス副大統領のほか、多数の民主党議員が演説を欠席した。

翌日には、ジョー・バイデン大統領、ハリス副大統領と個別に会談を行ったが、11月の大統領選における民主党の有力候補であるハリス副大統領が「深刻な懸念」を伝えたと報道陣に話したため、トランプ前大統領のイベントでの発言はハリス氏を意識してのものだと思われる。

一方、トランプ前大統領は今回の献金イベントで約400万ドル(約6億円)の政治献金を集めたと伝えられている。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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