メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

韓国ユン大統領による突然の「非常戒厳令」、海外メディアが続々と報道した国内外の反応と政治的波紋

佐藤美穂 アクセス  

■ 主要海外メディアが「韓国戒厳令」を緊急報道

宣言から解除まで順次報道

NYT「ユン大統領の策略、裏目に出る」

NHK「野党の予算案反対にする対応」

CCTV「キム夫人攻撃が戒厳令の引き金に」

CNN「北朝鮮でなく韓国の出来事」

世界各国の主要メディアは、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が3日夜に非常戒厳令を宣言し、4日には国会が解除決議を行った後、ユン大統領が戒厳令を解除した一連の出来事を報じ、6時間にわたる緊迫した状況を順次伝えた。

各メディアは、今回の措置が韓国の民主化以降初の極めて異例なものであり、韓国社会に大きな衝撃を与えたと伝えている。また、この事態を受けて、韓国政治が未知の領域に踏み込んだとの見方が広がっており、今後の政治的影響に注目が集まっている。

AP通信は、ユン大統領が戒厳令を宣言した直後に速報を発表し、「韓国で戒厳令が発令されたのは1987年の民主化以降初めて」と報じた。さらに、「ユン大統領の驚くべき行動は、1980年代以降の韓国では見られなかった権威主義的指導者を想起させる」と指摘した。また、国会で戒厳令解除決議案が全会一致で可決されたことも速報で伝えられた。

ロイター通信も関連ニュースを報じ、「今回の非常戒厳令宣言は、1980年代以降民主化を遂げた韓国に大きな衝撃を与えた」と述べた。AFP通信は、「ユン大統領の支持率が19%に下落し、金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る論争が続く中での出来事」と伝えている。

ワシントン・ポスト(WP)は、戒厳令宣言後、国会で直ちに解除決議案が可決されたと報じ、「ユン大統領の深夜の戒厳令宣言は、多くの韓国人の怒りを招き、韓国が民主主義に移行する前の軍事政権時代の苦い記憶を思い起こさせた」と伝えた。また、「今回の命令は約6時間続いたが、韓国社会に大きな影響を与えるだろう」とも報じている。

ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、「ユン大統領が3日夜に行った予想外の戒厳令宣言は、アジアにおける米国の最も重要な同盟国である韓国で政治的混乱を引き起こした。この措置は、わずか一晩で裏目に出て、4日夜明け前に撤回された」と報じた。

英BBCも戒厳令に関して速報で伝え、「ユン大統領の戒厳令宣言により、韓国は政治的混乱に陥り、国民は不安や衝撃、混乱といった感情を表明している」と報じた。

CNNは戒厳令解除後、国会前に市民が集まり、「軍事政権時代には戻らない」と叫びながらデモを行っていると報じた。CNNは、「現代の民主主義国家である韓国が政治的に未知の領域に足を踏み入れた」とし、今後の政治的混乱の可能性を懸念した。また、「ユン大統領が予告なしに深夜のTV演説で戒厳令を宣言した」と伝え、「視聴者の皆さん、このニュースが北朝鮮の話だと思われるかもしれませんが、韓国の話です」とも報じた。

英ガーディアンは、「国会議員が大統領の戒厳令宣言に反発し、韓国は不確実性に包まれている」として、今後の展望に不安を示した。

日本も迅速に報道が行われ、NHKはユン大統領の非常戒厳令宣言について、「来年度予算案の国会審議で野党が反発したことへの対応とみられる」と伝えた。共同通信は、「ユン大統領が反国家勢力を一掃する」と主張したものの、反国家勢力が具体的に何を指すのかは明確でないと分析した。

中国メディアも関連ニュースを緊急速報で伝え、CCTVは「野党が大統領夫人への特別検察実施や公職者の弾劾を推進したことが、戒厳令宣言を引き起こした可能性がある」と報じた。また、中国の代表的SNSである微博(ウェイボー)では、韓国の戒厳令宣言に関する内容が検索ワード1位となっている。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「32年前と同じ場所で」ジョージ王子、父と歩いたホームレス支援のクリスマス
  • 「ドア閉め専門職誕生!」無人タクシーの“盲点”に人間出動、高報酬で人気上昇中
  • 「18年間放置、ミイラ化した6歳女児の遺体」...大阪女児事件が浮き彫りにした日本行政の危機!
  • 「卵100%、ビックマック50%高騰!」物価高で中間層も悲鳴、“米中間選挙”に暗雲か
  • 「資金は確保、だが追加購入なし!」世界最大ビットコイン保有企業の“戦略変更”で市場に警戒感
  • 「トランプ大統領の影の参謀」...ホワイトハウスで存在感増すブレア氏、選挙戦略から政策指導まで独占!

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 5年で“マイホーム確定”!中国企業、給料より強烈な報酬に騒然…無償マンションという禁断の一手
  • 「32年前と同じ場所で」ジョージ王子、父と歩いたホームレス支援のクリスマス
  • 「これはもう惑星じゃない」JWSTが暴いた“レモン型天体”の衝撃
  • ミス・ユニバース初のパレスチナ代表、その背後に浮上した武装闘争一族との関係説

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 5年で“マイホーム確定”!中国企業、給料より強烈な報酬に騒然…無償マンションという禁断の一手
  • 「32年前と同じ場所で」ジョージ王子、父と歩いたホームレス支援のクリスマス
  • 「これはもう惑星じゃない」JWSTが暴いた“レモン型天体”の衝撃
  • ミス・ユニバース初のパレスチナ代表、その背後に浮上した武装闘争一族との関係説

おすすめニュース

  • 1
    中国ホテルで不倫発覚回避を図る、下着姿で外壁に宙づりの夜

    気になる 

  • 2
    「兄ちゃんはもう僕が守る」弱かった子猫が老犬に寄り添う毎日

    フォトニュース 

  • 3
    「女子スポーツは守られるのか」優勝後にトランス判明、翌日失格の衝撃

    気になる 

  • 4
    「ブレーキなしで止まる?」ベンツが切った電気モーターの一手でEV設計は変わる

    フォトニュース 

  • 5
    「異臭の正体はエンジンルーム」SUVのバッテリー上でニシキヘビ死骸、どこから来た

    気になる 

話題

  • 1
    テスラの一手がLAで可視化、ロボタクシー構想は現実段階へ

    フォトニュース 

  • 2
    3位は家族、2位は金…では50代を本当に壊しているものは何か

    健康 

  • 3
    ベントレー初の量産EVがスパイショットで露出、ベンテイガより小さい電動SUVの正体は

    フォトニュース 

  • 4
    「鳥は戻る」と止められたのに…送電塔へ向かった男性が感電死

    気になる 

  • 5
    「米国再進出の可能性も?」低価格イメージを覆した日産ヴァーサの反転

    フォトニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]