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イタリアの石油施設で爆発事故、9人重軽傷の深刻事態に…当局「半径5km圏内は自宅待機を」

佐藤美穂 アクセス  

9日(現地時間)、イタリア中部フィレンツェ近郊の石油貯蔵施設で爆発事故が発生し、2人が死亡、9人が負傷、3人が行方不明になっている。

ANSA通信によると、この事故はフィレンツェ近郊のカルデンツァーノにある国営エネルギー企業エニ(Eni)所有の石油貯蔵所で、タンクローリーに石油を積み込む際に起きた。幸い貯蔵タンクには影響が及ばず、連鎖的な火災や爆発には至らなかった。

トスカーナ州のエウジェニオ・ジャーニ知事は、負傷者9人のうち3人が重度の火傷を負い、命が危険な状態にあると述べ、「今日の悲劇によりトスカーナ全域が悲しみに包まれている」と付け加えた。この爆発事故により、遠くからでも確認できるほど巨大な煙が空を覆った。フィレンツェ当局は、爆発地点から半径5km以内の住民に対し、全ての窓を閉め、屋内にとどまるよう呼びかけた。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

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