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6年ぶりの最高値更新なるか?リップル新ステーブルコイン投入で価格急騰、最大6.40ドル到達の可能性も

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暗号通貨リップル(XRP)が新たなステーブルコイン「RLUSD」の発表を受け、大幅に上昇している。

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容とは一切関係ありません
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リップルのネイティブトークンXRPの価格は、17日午後9時50分時点で前日比14%以上急騰し、2.70ドル(約419円)台を回復した。これはXRPレジャー(XRPL)とリップルエコシステムに新たな可能性をもたらすものであり、投資家たちの注目を集めている。

暗号資産メディア「コインテレグラフ」によれば17日、リップルは16日にRLUSDの発行を正式発表した。RLUSDは米ドルと1:1で連動するステーブルコインで、XRPレジャーとイーサリアムブロックチェーンでの取引が可能となる。これにより、XRPはRLUSD取引手数料の決済に不可欠な役割を担うことになる。この新たなステーブルコインは、ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)の承認を受けて信頼性を確保し、17日から世界中の取引所で取引が開始された。

リップルのモニカ・ロング社長は、RLUSD発行がリップルエコシステムとXRPレジャーにとって重要な転換点になると強調した。また、このコインが高い信頼性と実用性を保証し、リップルの決済フローをさらに強化するとしている。技術的な観点からも、XRPの上昇傾向が確認されている。XRPはブルフラッグ(強気旗型)パターンの上部抵抗線を突破し、強気相場入りを示した。

現在、XRPは2.60ドル(約404円)の抵抗線でテストしている状態で、上方の主要目標は2.80ドル(約435円)と6年ぶりの最高値2.90ドル(約450円)に設定されている。理論的なターゲットに基づくと、XRPは最大6.40ドル(約994円)まで上昇する可能性があるとの分析も出ている。相対力指数(RSI)も上昇傾向を示し、強い買い圧力を反映している。ただし、リスク要因も存在する。XRPが2.41ドル(約374円)の支持線を下回って終えた場合、上昇トレンドが崩れ、短期的な調整局面に入る可能性がある。そのため、投資家はXRPの主要価格支持線に注視する必要があるとされている。

専門家は、RLUSDの発行がXRPのさらなる上昇を支える重要な要素だと評価している。特にRLUSDの実用性とXRPの技術的強みが相まって、リップルエコシステムがさらに拡大する可能性があるとの見方が多い。今後、XRPが心理的抵抗線の3.00ドル(約461円)を突破できるか、またリップルのステーブルコインが市場にどう浸透するかが注目されている。

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