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「家族への報復を恐れ…」ロシア・クルスク州で北朝鮮軍の死傷者が1,000人超、無謀な戦術と自決する兵士ら

川田翔平 アクセス  

引用:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領のXアカウント、RFA、ニューシス
引用:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領のXアカウント、RFA、ニューシス

ロシアのクルスク州地域で傭兵として投入された北朝鮮軍の死傷者が1,000人以上に上ったことが29日明らかになった。

ラジオ・フリー・アジア(RFA)は27日(現地時間)、米国のジョン・カービー国家安全保障会議戦略広報調整官のオンラインブリーフィングを引用し、クルスク州地域で北朝鮮軍がロシア軍と共に大規模な攻撃を行い、過去1週間だけでこれほどの死傷者が出たと報じた。

カービー調整官は、一部の北朝鮮兵士が本国の家族への報復を恐れ、ウクライナ軍への投降を避け自決したという情報もあると伝えた。

「我々が確認した北朝鮮軍のこうした人海戦術は効果的とは言えない」とし、「ロシア軍と北朝鮮軍の指揮官らが北朝鮮兵士を消耗品のように扱い、無意味な攻撃を続けている」と評した。

カービー調整官はさらに、北朝鮮軍は強度の洗脳を受けているとみられ、無謀な攻撃を繰り返していると指摘した。捕虜になれば北朝鮮に残る家族が報復を受けるという恐怖から、ウクライナ軍への降伏を選ばず自殺する兵士もいると述べた。

先に、現地クルスク州戦線のウクライナ特殊部隊によると、ドローン攻撃で甚大な被害を受けたロシアに派兵された北朝鮮軍が「3人1組でのドローン撃墜法」など無謀な対策を準備していた様子が、戦死した北朝鮮兵士のノートから見つかっている。

RFAはまた、脱北者のイ・ヒョンスン氏の話として、北朝鮮では戦争捕虜になることを極めて恥ずべきことと見なしていると伝えた。イ氏は2000年代に朝鮮人民軍第4軍団砲兵偵察大隊と総参謀部直轄15号格闘術研究所で勤務していたとされる。

ただし、1990年代から2000年代生まれの若い世代は国家や党への忠誠心が比較的低いため、今後捕虜が出る可能性を完全には否定できないとイ氏は付け加えた。

川田翔平
CP-2023-0328@fastviewkorea.com

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