メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ウクライナーロシア間で契約満了…ガス供給が止まりモルドバの親ロシア派支配地域で暖房が停止する事態に

有馬侑之介 アクセス  

引用:ニュース1
引用:ニュース1

1日(現地時間)ウクライナ経由のロシアからのガス供給について、両国間の通過契約が年末で期限を迎え、モルドバ国内で親ロシア系住民の分離独立派が支配する「沿ドニエストル共和国」で暖房が停止する事態になった。

この日、沿ドニエストル共和国のエネルギー会社の関係者はロイター通信の取材に対し、「暖房や調理向けのガス供給が停止された」と明かした。

沿ドニエストル共和国は1991年の旧ソ連崩壊後、モルドバからの独立やロシアへの編入を主張する親ロシア系勢力が支配している。

同地域は、これまでウクライナ経由でロシアの政府系ガス会社「ガスプロム」から天然ガスの供給を受けていたが、ウクライナとロシアのパイプラインの通過契約が昨年末に終了し、供給源が断たれた形だ。

沿ドニエストル共和国のエネルギー会社の公示によると、暖房の停止は現地時間の1日午前7時から始まり、病院など、一部の施設は例外的に使用が継続された。

同社は市民に対し、暖かい服を着て、1つの部屋に家族全員が集まるようにし、窓やバルコニーのドアを毛布や厚手のカーテンで覆い、電気ヒーターを使用するよう呼びかけた。

ただし「アパートの暖房にはガスや電気ストーブを使用しないように、悲惨な結果を招く可能性がある」と警告した。

沿ドニエストル共和国は1992年「トランスニトリア戦争」でモルドバ政府と争って勝利したが、和平協定を結んだが、この地域の法的地位は未解決のままとなっており、約1,500人のロシア軍も駐留している。

先月、同地域の議会はロシア大統領府とロシア下院に対し、ガスの継続供給を受けるためにウクライナとの新たな通過契約を締結するよう要請したが、受け入れられなかったとみられる。

ロシアは昨年末までウクライナ経由のガスパイプラインを通じて、モルドバに年間約20億立方メートルの天然ガスを供給してきた。

モルドバはロシアがモルドバの国家運営に混乱を与えるため、エネルギー供給を利用して圧力を与えていると非難しているが、ロシアはこれを否定している。

なお、モルドバ政府の支配地域は主にルーマニアからガス供給を受けており、現時点では大きな問題はないとみられている。

有馬侑之介
arimay@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • トランプ政権が断言「中国は台湾で完全勝利できない」…米分析が示した決定打
  • 「内政干渉だ!」米国の“文明消滅”警告にEUが全面反発
  • 「外交は身内で決める!」トランプ氏、“側近5人”に米国の命運を丸投げの衝撃
  • 「トランプ案にロシアだけニンマリ」...“領土放棄”前提の終戦案に欧州は警戒、ウクライナは拒否!
  • 「ロシアは脅威ではない!」米“新安保戦略”に欧州驚愕...プーチンは絶賛「対話の窓が開いた」
  • 「日本は80年間全く反省なし!」王毅がドイツ外相の目の前で日本非難...ドイツに同調迫る

こんな記事も読まれています

  • サイバートラック“崩壊の2年”、予約100万台の幻がついに失速
  • メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
  • 急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • サイバートラック“崩壊の2年”、予約100万台の幻がついに失速
  • メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
  • 急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
  • 「飼い猫なのに…」野生動物と誤認して森に放した消防隊員

こんな記事も読まれています

  • サイバートラック“崩壊の2年”、予約100万台の幻がついに失速
  • メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
  • 急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
  • 「品質が持たない」テスラに“10年最悪の烙印”、検査が暴いた致命的欠陥率…EV覇者の失速か
  • サイバートラック“崩壊の2年”、予約100万台の幻がついに失速
  • メルセデスの“痛恨の判断” V8より選んだ4気筒が、規制に敗れて最終退場へ
  • 急速充電で“正体不明の音”、EVユーザーが最も疑うその原因
  • 「飼い猫なのに…」野生動物と誤認して森に放した消防隊員

おすすめニュース

  • 1
    「悲劇的事故か、殺人か」...“登山初心者”の恋人を極寒の雪山に残し、一人下山!恋人女性は凍死

    トレンド 

  • 2
    「母はもういないのに…」中絶禁止法が強いた出産、その後も続く過酷な治療

    トレンド 

  • 3
    「本当に飛んだ…」中国クリエイターが“飛行剣”を現実化、AI群飛行の光景に世界騒然

    トレンド 

  • 4
    「妻が来た、ちょっと隠れろ!」窓の外へ追い出された“密会女性”、10階手すりにしがみつき脱出

    トレンド 

  • 5
    「82歳でも主役」ポルシェ会長、20歳年下と挙げた“第四の結婚”

    トレンド 

話題

  • 1
    「40代は若者ではない?」 千葉県が全員落選させた異例の選別、説明不足で炎上

    トレンド 

  • 2
    「ありがとう、アリアナ」乱入男の異様投稿、禁錮9日では収まらない不安

    トレンド 

  • 3
    「預けた翌日、犬が怯えていた…」その裏で起きていた“信じ難い暴力”

    フォトニュース 

  • 4
    「250kgのクマが家の地下に住みついた」LAの一般家庭を襲った“異常事態”

    トレンド 

  • 5
    12歳で売られた女性に“年末死刑”、国連が「不正の象徴」と警鐘

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]