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「即時停戦の必要性を強調」退任を1週間後に控えるバイデンとネタニヤフが電話会談

竹内智子 アクセス  

引用:ニュース1
引用:ニュース1

退任を1週間後に控えるアメリカのバイデン大統領は12日(現地時間)、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談を行い、即時停戦の必要性を強調した。

「ロイター通信」によると、ホワイトハウスは両首脳が電話会談を行い、バイデン大統領が「ガザ地区における停戦と人質の解放、合意の下での停止に伴い発生する人道支援の急増が必要だ」と訴えたと声明で発表した。

ネタニヤフ首相は、現在カタールの首都ドーハで行われている交渉の進展について説明した。

また、在任期間中、長きにわたりイスラエルを支持してきたバイデン大統領に謝意を表し、「イスラエルの安全保障と国防に対するアメリカの特別な支援」にも感謝を伝えた。

ホワイトハウスは「両首脳はレバノンでの停戦合意、シリアのアサド政権の崩壊、中東地域におけるイランの勢力弱体化など、根本的に変化した中東情勢についても意見を交わした」と明らかにした。

一方、国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官は、この日午前、「CNN」の番組に出演し、イスラエルとパレスチナのイスラム組織「ハマス」の交渉は合意に近づいているものの、まだ最終合意には至っていないと伝えた。

サリバン補佐官によると、バイデン大統領はドーハでの交渉の進捗について連日報告を受けているという。

ドーハではイスラエル、パレスチナ、ハマスの関係者がアメリカ、カタール、エジプトの仲介で交渉を行っている。

サリバン補佐官は「我々は残りの在任期間で停戦合意に向けて全力を尽くす決意であり、後回しにはできない」と強調した。

サリバン補佐官は、バイデン大統領の退任前に合意に達する可能性もまだあるとしつつ、ハマスが依然として決して妥協しない姿勢を崩しておらず、容易ではないだろうとの見方を示した。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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