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韓国ユン大統領の拘束状執行、中国で「韓国ドラマより面白い」と注目の的に

平野大地 アクセス  

12・3非常戒厳令で内乱首謀の容疑がかけられている韓国のユン・ソンニョル大統領の拘束状執行のニュースが、中国でも大きな注目を集めている。

15日(現地時刻)、中国の国営メディアは、この日の拘束状執行過程をリアルタイムで報じ、関連ニュースのキーワードは、リアルタイム検索ワードの1位に躍り出た。この報道を伝える動画の同時視聴者数は、数十万人に達した。

中国中央テレビ(CCTV)は、この日、韓国の高位公職者犯罪捜査処(公捜処)と警察がソウル市龍山区漢南洞(ヨンサン区ハンナム洞)の大統領官邸に到着し、ユン大統領の支持者らと衝突する場面をリアルタイムで伝えた。

また、中国の国営新華社通信は、ユン大統領の拘束状執行の意義と、共に民主党と国民の力など主要政党間の対立状況を分析した。それに対する中国のネットユーザーの反応は非常に熱かった。

中国最大の検索エンジン「百度(Baidu)」では、「韓国のユン大統領、憲政史上初の拘束」という文言が、リアルタイム検索ワードの1位となった。現地のネットユーザーは「確かに韓国ドラマより百倍面白い」、「韓国で最も危険な職業は、大統領だ」、「法の前では、皆平等」などのコメントを残し、韓国の政治状況への関心を示した。

中国の政治体制の特性上、このような状況は非常に稀であるため、より一層の興味を引いているようだ。韓国の政治状況に対するこうした高い関心は、ユン大統領の弾劾審判と相まってさらに高まっている。中国メディアはこの問題を単なるニュース以上のものとして捉え、朝鮮半島の情勢変化に注目している様子だ。

一方、日本でもこの日、拘束状執行の過程を集中的に報じた。NHKなど日本の放送局は、この日の朝、通常番組を中断し、ユン大統領の拘束過程を生中継で伝えた。

平野大地
editor@kangnamtimes.com

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