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ロサンゼルスの大規模山火事…送電塔から舞い上がる炎が発火源として注目され、調査が続く

佐藤美穂 アクセス  

炎が舞い上がる映像を住民が公開

森林保護防火局が調査開始

米ロサンゼルス(LA)の大規模山火事は発生から8日目を迎え、被害がさらに拡大する中、2件の大規模山火事のうち1件について、送電塔からの火花が発火原因として疑われている。

14日、地元紙「LAタイムズ」とCNNの報道によれば、LA郡東部アルタデナ地域で発生した「イートン山火事」において、被災住民が撮影した映像に、送電塔が発火地点であることを示唆する状況が映っていたという。

映像は7日午後6時24分頃、火災現場付近で撮影されたもので、山腹に設置された送電塔の下部から炎が舞い上がる様子が記録されていた。目撃者は「裏庭で炎が燃え上がる音を聞き、映像を撮影した」とし、「これほど大規模な火災になるとは想像していなかった」と述べている。

また、同日午後6時15分頃には別の場所で撮影された映像に、送電塔から火花の輪が見える様子が記録されていたという。

送電塔を運営する電力会社サザン・カリフォルニア・エジソン(SCE)は、火災発生時に送電塔に電気が流れていたことは認めているが、自社設備が火災原因とは無関係であると主張している。一方、カリフォルニア州森林保護防火局の捜査官が現場周辺を調査中であると報じられている。

また、14日午前、米国気象局(NWS)は強風警報を発令し、LA郡東部および西北部の山岳地域では、平均時速48㎞~65kmの北東風が吹き、突風時には最大時速113kmに達する見込みだと予測した。

気象学者トッド・ホール氏は、強風と極度の乾燥状態が重なることで火災が急速に拡大する可能性が高いと警告した。「このような条件下では、数キロ離れた場所まで火の粉が飛び、火柱が立つなど、極端な状況が発生する恐れがある」と語った。

佐藤美穂
editor@kangnamtimes.com

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