メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【株式情報】テスラ株価半減の危機?アメリカ資産運用会社CEOが警告、株価暴落の4つの理由とは?

荒巻俊 アクセス  

テスラの強気派として知られるアメリカの投資家ロス・ガーバー氏が、テスラの株価が半減する可能性があるという悲観的な見通しを示した。

24日、ビジネスインサイダーによると、アメリカの資産運用会社「ガーバー・カワサキ・ウェルス&インベストメント・マネジメント」のガーバーCEOは、テスラの株価が今年最大50%下落する可能性があると同メディアとのインタビューで語った。

ガーバー氏はテスラの初期投資家で、同社の株価上昇を牽引した主要人物の一人だが、最近はテスラに対する懸念を公に表明している。昨年には約6,000万ドル(約89億6,189万円)のテスラ株を売却し、現在2億6,200万ドル(約391億3,360万円)相当のテスラ株を保有しているとされる。

ガーバー氏がテスラの株価下落の要因として挙げたのは以下の4点だ。①完全自動運転(FSD)技術の問題、②イーロン・マスク氏自身の問題、③販売実績の減速、④時価総額の高さである。

まず、テスラが野心的に推進しているFSD機能について、ガーバー氏は「イーロン・マスク氏が今年6月までにテキサス州オースティンで無人自動運転タクシーを発表すると述べているが、現実的にはほぼ不可能だ」との見解を示した。

特に、テスラがライダー(LIDAR)センサーではなくカメラベースのシステムを使用している点を問題視し、「完全自動運転にはライダーが不可欠だ。現在のテスラのシステムでは技術的限界に直面せざるを得ない」と指摘した。

次に、ガーバー氏が挙げた問題はマスク氏の「注意散漫」だ。マスク氏が兼任する企業が多すぎることがテスラのリスク要因になっているという。マスク氏はテスラの他にスペースX、AI企業xAI、神経科学企業ニューラリンク、SNSのX(旧ツイッター)、掘削企業ボーリングカンパニーなどを率いている。ガーバー氏は「マスク氏はもはやテスラに集中していない。彼の関心はAIに向いており、自動運転技術に専念していれば、状況は違っていただろう」と語った。

さらに、テスラの主力事業である電気自動車販売の鈍化も懸念材料として挙げた。去年、テスラは初めて年間電気自動車販売台数が減少しており、特に中国の電気自動車メーカー「BYD」の急成長がテスラにとって大きな脅威となっていると分析した。

「習近平国家主席は自国の電気自動車産業を支援しており、テスラよりもBYDのような中国企業を優遇している」と指摘した。実際、テスラの中国での販売台数は昨年100万台に達したが、競争の激化により苦戦が続いていると説明した。

また、政治的要因も無視できないという。マスク氏がドナルド・トランプ大統領と近い関係にあることで、消費者からの反発を招いていると述べた。

最後にガーバー氏は「テスラの株価が非現実的に高騰している」との見解も示した。現在、テスラの時価総額は1兆1,000億ドル(約164兆3,014億円)でトヨタの約5倍に達しているが、昨年のテスラの純利益はトヨタの20%程度にとどまった。

ガーバー氏は「テスラのPER(株価収益率)は118倍で、ハイテク株の中でも極めて高い。この状況では株価が50%まで下落する可能性がある」と警告した。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし
  • 米FRB、12月は‟金利据え置き”か…FOMC「多くの委員、維持が望ましい」
  • 「ガザ空爆のツケがウクライナに」TNT枯渇で戦闘力が‟崩壊寸前”、ロシアだけが恩恵を受ける皮肉
  • 「NY高官、中国スパイ疑惑浮上!」豪邸・フェラーリ・金庫の大金…FBIが見た“常識外れの贅沢”
  • 「オランダ、ネクスペリア統制を手放す」中国は歓喜の裏で“さらなる譲歩”を要求
  • 「お前もクビだ!」トランプ、金利据え置きに激怒…ベッセント長官に“解任”迫る

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?
  • 中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ
  • 「お願いだから、私を連れて行って」…捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”
  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし

こんな記事も読まれています

  • アンジェリーナ・ジョリー、多彩な車庫構成に“生活重視”の姿が見える
  • 「ライト越しに赤ランプ点灯」冬朝に増える“危険な初期サイン”
  • 「世界で売れる理由」スモ魂をまとう新型ハイラックス、“フォード以外はトヨタ”の現実
  • 「iPhoneが鍵になる時代」なのに…Car Keyが広まらない“本当の理由”
  • 総額250兆円を投じても「史上最悪」と呼ばれるF-35…それでも米軍が手放さない“最強の戦闘力”とは?
  • 中国の脅威に“力で対抗”──日本、軍事力強化で対中抑止へ
  • 「お願いだから、私を連れて行って」…捨て犬が求めたのは食べ物よりも“ずっと一緒の家族”
  • 「外国人は技術さえ教えれば帰国させる」トランプ、韓国人300人拘束の‟前科”があっても反省なし

おすすめニュース

  • 1
    「歩道橋に人間がぶら下がっている!」英歌手が“自殺寸前の男性”を20秒で救出、ネットで称賛の嵐

    トレンド 

  • 2
    「売春やめれば1万ユーロ」、46歳年下エスコートに溺れ巨額被害

    トレンド 

  • 3
    「ぼくを連れて行って…」リポーターに思いきり抱きついた保護犬、その後の物語は?

    トレンド 

  • 4
    「世界最大級の東電原発・柏崎刈羽6号機が再稼働へ」…福島事故後初の復活に新潟知事が容認方針を固める

    トレンド 

  • 5
    【罪悪感なし】食品に“抗生物質”混入の中国飲食店!検察の調査で「腹痛防止のため」と驚きの言い訳

    トレンド 

話題

  • 1
    【感動】体外受精で誕生した5歳息子の才能が話題に…タレント・サユリが明かす息子の日常

    エンタメ 

  • 2
    原作ファンも驚き!『親愛なるX』ドラマ化でウェブ漫画の閲覧数が“17倍”も急増

    エンタメ 

  • 3
    TWICE・ダヒョンが青春ドラマのヒロインに!『ラブ・ミー』で見せる初々しい恋の揺れに胸キュン

    エンタメ 

  • 4
    元メジャーリーガーの挑戦に驚愕?ラーメンからタイ料理まで次々とオープンし“連続創業”というあだ名も

    エンタメ 

  • 5
    日本EVの競争力に黄信号!?シャオミ利益81%増が見せた現実

    モビリティー 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]