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ウクライナ国防省、ロシア軍の弾薬需要の50%が北朝鮮から供給されているとの見解を示す

荒巻俊 アクセス  

引用:ロイター通信
引用:ロイター通信

ロシアがウクライナ戦争の最前線で使用する弾薬の半分が、北朝鮮から供給されているとのウクライナ側の主張が出た。

24日のロイター通信によると、ウクライナ国防省情報総局のキリロ・ブダノウ局長は、23日(現地時間)キーウで開かれた記者会見で、ロシア軍の最前線における弾薬需要の50%を北朝鮮が供給していると述べた。北朝鮮がロシアに170mm自走榴弾砲と240mm多連装ロケット発射システムも大量に供給し始めたとも付け加えた。

ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領府長官は、米国のドナルド・トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の主導で両国が開始した停戦交渉に関し、「ウクライナの独立、領土保全、主権は妥協の対象ではない」と強調した。

米国とウクライナの希土類(レアアース)交渉については順調に進んでいると明かした。彼は「パートナーとの対話を継続している」とし、「誰も何かを拒否しておらず、通常の業務プロセスを遂行している」と述べた。この交渉は停戦問題と密接に関連している。米国はウクライナへの軍事支援の見返りとして希土類開発の権益を、ウクライナは自国の安全保障を求めている。

しかし、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、ソーシャルメディアで「最も重要なのは、鉱物資源の交渉に関する和解が実効性を持つよう細部を詰めることだ」と述べ、和解案をめぐって見解の相違があることを示唆した。

ウクライナのユリヤ・スヴィリデンコ第一副首相兼経済相は、現在ロシア軍が占領している領土に約3,500億ドル(約52兆3,492億7,039万円)相当の重要資源が埋蔵されていると説明した。

米国が希土類交渉の過程でウクライナに米宇宙企業「スペースX」の衛星インターネットサービス「スターリンク」を遮断する可能性があると警告したとされることについて、ウクライナのルステム・ウメロウ国防相は「解決策があり、対案もある」と述べ、対案を模索中だと答えた。

一方、ゼレンスキー大統領はこの日、ソーシャルメディアでロシアが計267機のドローンを動員してウクライナを攻撃したと述べ、「イラン製ドローンの使用以来、最大規模だ」と語った。

荒巻俊
editor@kangnamtimes.com

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