メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「受け取れるものは、全て受け取る」ウクライナとアメリカ、鉱物資源の共同開発協定を締結 収益の50%を共同基金に拠出

荒巻俊 アクセス  

引用:ロイター通信
引用:ロイター通信

ウクライナと米国が鉱物資源の開発に関する協定を締結した。25日(現地時間)、ウクライナと米国は鉱物資源の共同開発に関する協定締結で和解したと発表した。この協定は両国関係の改善と米国の長期的な安全保障支援のための基盤を整えることを目的としている。

「エコノミスト」などによると、米国は複数のルートを通じてウクライナに少なくとも3つの提案を行った。その中で「最悪」とされた提案は、5,000億ドル(約74兆6,696億4,025万円)の収益権をウクライナ側に要求したものであり、ウクライナの強い反発を招いた。

この提案を拒否した後、ドナルド・トランプ米大統領はウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領を「独裁者」と呼び、ロシアではなく「ウクライナが戦争を始めた」と非難し、国際社会に衝撃を与えた。

その後、スコット・ベッセント米財務長官はゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナの鉱物資源の収益の50%を共同基金に拠出する内容について協議した。ゼレンスキー大統領は28日に米国ワシントン州を訪問し、ホワイトハウスで署名する予定だ。

協定の内容によると、ウクライナ国営の鉱物資源(石油及びガスを含む)の「将来の収益化」から得られる収益の50%を共同基金に拠出する。この基金はウクライナ国内のプロジェクトに投資される予定だ。英紙「フィナンシャル・タイムズ(FT)」によると、既存のナフトガスやウクルナフタなどのウクライナ最大のガス及び石油生産者の活動は、この協定に含まれない。

ただし、この協定には米国がウクライナの安全を保障するという明示的な言及がない。ベッセント長官は24日付のFT寄稿文で「米国の関与を通じて基金の腐敗やインサイダー取引の余地を排除し、米国がウクライナに長期投資を行うというメッセージを送る」と述べた。また、ウクライナの主権を守ることに寄与しなかった国は、ウクライナの再建と再投資から得られる利益を享受できないと線を引いた。資金を提供しない国は、恩恵も受けられないという意味だ。

先週、トランプ大統領は米メリーランド州ナショナルハーバーで開催された保守政治行動会議(CPAC)で講演し、ウクライナで「希土類でも石油でも何でも受け取れるものは、全て受け取る」と述べた。

鉱物協定が結ばれたとしても、まだ解決すべき課題は少なくない。FTによると、この協定の管轄権をどこにするか、そしてウクライナ議会の承認を得るといった問題が残っているという。

ウクライナの当局者らは、この協定がまだ本格的に始まったわけではなく、「基金が設立されるまで実際に収益を移転することはない」と述べている。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ブラジルで整形を30回も受けていた女性が突然死…傷だらけで発見された“怪しい最期”
  • 会いたい気持ちまで商売に…AIが遺族に決済を迫る時代
  • 「守れなくなったら不要?」病気になった瞬間に捨てられた犬の衝撃結末
  • 顔に“月経”を塗る衝撃映像、専門家は“急性感染の恐れ”に強い警鐘
  • 「子ども197人の運命は?」希少がん遺伝子が“精子提供”で14か国へ拡散!一部はすでにがんで死亡
  • 【また撃破】プーチン大統領の「報復」警告も...ウクライナ、ロシア港向けタンカーに3度目の攻撃!

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • 生まれたばかりの子犬を一晩中見守った“ナース犬”の優しさに世界が涙
  • 英30歳、妻5人に子14人!“異次元ファミリー”の実態にネット大論争
  • 火星は“熱帯惑星”だった?激しい豪雨が降り注いだ証拠をNASA探査機が発見!
  • 「あなた、隣の女性のところへ行ってきて」夫レンタルが大人気に…その‟理由”とは?

こんな記事も読まれています

  • トヨタ中国EV戦略が結実、bZ3Xが外資EV販売1位に
  • クーラント交換時期を間違えると何が起きるのか、エンジンに忍び寄る危険
  • 関税逆風でも止まらない、トヨタ世界1000万台独走
  • 「前より走らない」と感じたら読むべき出力低下の全パターン
  • 生まれたばかりの子犬を一晩中見守った“ナース犬”の優しさに世界が涙
  • 英30歳、妻5人に子14人!“異次元ファミリー”の実態にネット大論争
  • 火星は“熱帯惑星”だった?激しい豪雨が降り注いだ証拠をNASA探査機が発見!
  • 「あなた、隣の女性のところへ行ってきて」夫レンタルが大人気に…その‟理由”とは?

おすすめニュース

  • 1
    恋人の18カ月の息子に嫉妬し殺害──犯人は“ミスコン優勝者”だった

    トレンド 

  • 2
    「誰にも気づかれずに殺される」...冷戦時代の暗殺者たちが実際に使用した、音なき“暗殺兵器”!

    フォトニュース 

  • 3
    SNSが生んだ“いかれた育児”…「いいね」欲しさに生きた息子を真空パック、掃除機で吸引し公憤拡大

    フォトニュース 

  • 4
    「地下鉄で血を付けられた!」身元不明の男が乗客の腕に血液付着...“感染症不安”で大パニック

    トレンド 

  • 5
    「もはや呼吸が命がけ」世界最悪レベルに達したインド首都圏“有毒ガス都市”の現実

    フォトニュース 

話題

  • 1
    「紙のお面で顔認証突破!」1人が複数人分の出勤記録?中国職員、“出勤代行”の衝撃手口

    トレンド 

  • 2
    「人生で勝ちたいか?ならば朝早く起きろ」心理学者が語る“起床の秘密”

    フォトニュース 

  • 3
    「691犠牲の能登と同規模、それでも死者ゼロ」青森沖地震で明暗を分けた‟決定的理由”

    トレンド 

  • 4
    「重いEVは道路を傷める」政府、重量に応じた追加課税を検討

    トレンド 

  • 5
    「映っていないと思って…」授賞式で共演者の背中をどついた?元アイドル女優が公開謝罪

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]