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「世界最大の富豪」マスク氏、テスラの販売減少と株価低迷にもかかわらず、未だ世界一に君臨

川田翔平 アクセス  

引用:AP通信
引用:AP通信

世界最大の富豪、テスラCEOのイーロン・マスク氏の純資産が今年に入り大幅に減少したものの、依然として首位の座を維持している。

25日(現地時間)、CNNビジネスはブルームバーグ・ビリオネア指数を引用し、マスク氏の純資産が今年520億ドル(約7兆7,594億円)減少してもなお3,800億ドル(約56兆7,033億円)を保有していると報じた。

ブルームバーグ億万長者指数によると、減少したにもかかわらず、マスク氏の保有資産は2位のメタCEO、マーク・ザッカーバーグ氏を1,440億ドル(約21兆4,940億円)上回っている。

過去1か月間でテスラの株価は20%以上下落し、最近テスラの時価総額は2024年11月以来初めて1兆ドル(約149兆2,645億円)を下回った。

テスラの販売は今年減少し、先月欧州では45%減となった。

米トランプ政権下で政府効率化省(DOGE)の共同トップを務めるなど、マスク氏の政治的動向が販売不振に影響を与えたかは不明だが、米国市場でも需要が減少し、中国では現地企業との激しい競争に直面している。

テスラ株は昨年11月の米大統領選でマスク氏が支持するトランプ大統領が再選してから着実に上昇した。

テスラ筆頭株主のマスク氏の資産もその後830億ドル(約12兆3,889億円)増加した。

投資家はマスク氏の影響力によりトランプ政権が規制緩和に乗り出し、テスラもその恩恵を受けると予想していた。

しかし最近、テスラの株主はマスク氏がDOGEの共同トップを務めることで、テスラよりもワシントンDCで過ごす時間が多くなっていることを懸念している。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

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