メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ウクライナ戦争で北朝鮮製「コクサン」砲、完全破壊 ロシア軍の兵器調達に打撃か

荒巻俊 アクセス  

ロシア軍が運用する北朝鮮製『コクサン』自走砲、完全破壊

引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル

ロシア軍が運用していた北朝鮮製コクサン自走砲が完全に破壊されたと、14日(現地時間)、親ロシア系の軍事専門テレグラムチャンネルが伝えた。

同チャンネルによると、ロシア軍は西部クルスク州で、170ミリ砲弾を使用する北朝鮮製M1989「コクサン」自走砲1門を喪失した。ウクライナ軍が一人称視点ドローン(FPV)で同自走砲を特定し、攻撃を加えたとされる。

北朝鮮では昨年7月、朝鮮戦争の休戦協定締結70周年を記念した行事が行われ、ロシア国防相セルゲイ・ショイグ氏が訪朝した。報道によれば、ロシア側は北朝鮮製自走砲や弾薬の購入を打診したという。

その後、北朝鮮は昨年秋にロシア軍にコクサン自走砲を初めて引き渡し、間もなくクルスク前線で確認された。

今年2月、ウクライナ軍は自国東部ルハンシクで、ロシア軍が運用していた北朝鮮製M1978コクサン自走砲1門を撃破したと発表した。ウクライナ戦争で初めて破壊された北朝鮮製自走砲となった。

さらに、ウクライナ軍は3月にもロシア西部クルスクで北朝鮮製M1978コクサン自走砲3門を攻撃し、破壊したと主張している。

北朝鮮製コクサン自走砲の性能とは?

引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル

1950年代、ソ連は旧式の沿岸砲を北朝鮮に提供し、北朝鮮はこれをリバースエンジニアリングして模倣生産を行った。この砲は「主体砲」と呼ばれ、1978年に西側諸国の情報機関によって黄海道コクサン郡で初めて発見され、その後「コクサン砲(M1978)」として知られるようになった。

M1989主体砲は、M1978型に新しい車体を組み合わせた大口径の長距離自走砲で、名称の「M1989」は米軍がこの自走砲を初めて確認し撮影した年に由来している。

主体砲の最大の特徴は、北朝鮮が独自に開発したとされる170mm砲であるが、2008年には旧ソ連製の180mm S-23砲を装着したM1978主体砲が発見され、改造の余地があることが示唆されている。

北朝鮮製コクサン自走砲は、高性能の爆破砲弾を使用し、最大43kmの射程を誇る。また、ロケット補助推進体を使用することで、射程は54kmから60kmに延びるとされている。

ウクライナ・プラウダなどによると、「元々は非武装地帯北側からソウルを攻撃することを目的に設計されたが、現在、ロシア軍はウクライナ戦争における砲兵部隊の損失を補うためにこれを運用している」と報じられた。

「北朝鮮とロシア、ウクライナ戦争を契機に血盟関係に」 経済的利益は最大約2兆8,000億円規模

引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル
引用:ロシア系軍事専門テレグラムチャンネル

一方、北朝鮮とロシアはウクライナ戦争を契機に「血盟」レベルの緊密な関係を築き、外交のみならず、経済、文化、保健分野で高官レベルの交流が活発に行われている。

金正恩(キム・ジョンウン)総書記とウラジーミル・プーチン大統領は、過去2年間にわたり両国を行き来して首脳会談を重ねており、今年も金総書記がモスクワを訪問する可能性が高い。

両国は北朝鮮軍の派兵を公式に認めていないが、軍事・経済面で相当な対価が支払われていると見られる。

韓国政府は、ロシアが北朝鮮に平壌の防空網強化装置や対空ミサイルを提供したことを明らかにした。特に、ロシアは対北制裁で苦境に立たされる北朝鮮経済にとって、重要な支援策となる可能性が高い。

韓国国防研究院(KIDA)のパク・ヨンハン先任研究員は、報告書で、北朝鮮がロシアへの派兵や弾道ミサイル・弾薬の支援見返りとして、最大28兆7,000億ウォン(約2兆8,705億円)の経済的利益を得たと分析しており、これは北朝鮮全住民の6年分の食糧に相当すると指摘した。

荒巻俊
aramakis@kangnamtimesjp.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • OpenAIサム・アルトマンCEOまで参戦!シリコンバレー億万長者が「不老長寿ビジネス」に雪崩れ込む
  • 米・路面電車で23歳のウクライナ難民女性刺殺!床に血が滴る中、乗客は救助せず“スマホ撮影”
  • 「中国人は一歩も近づくな!」NASA、中国人研究者を完全排除へ…“宇宙競争からの排除”を宣言
  • ハリウッド震撼!パラマウントがワーナー・ブラザース買収へ…米メディア勢力図が一変か
  • アップル、フランスの一部利用者にスパイウェア攻撃の可能性を警告
  • 【NY株式市場】テスラ株が6%超急騰…米株主要3指数が史上最高値に:「利下げ期待」を反映

こんな記事も読まれています

  • 欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開
  • ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT
  • 【IAA 2025】シュコダ新型EV「エピック」公開 2026年発売へ、440万円からのエントリーSUV
  • トルコEVブランドTogg「T10F」欧州デビュー…航続623kmでモデル3に挑む
  • OpenAIサム・アルトマンCEOまで参戦!シリコンバレー億万長者が「不老長寿ビジネス」に雪崩れ込む
  • 「屋台グルメに潜む落とし穴」専門家が警鐘…旅行先で避けるべき危険な食品とは
  • 「ウォーキング・トールの英雄は妻殺しの犯人だった!」58年ぶりに暴かれた衝撃の真実
  • 「結婚式が悪夢に一変!」侵入した謎の男、祝儀1,500万円入りの箱を丸ごと奪い逃走

こんな記事も読まれています

  • 欧州EV覇権を懸けた独3強の本気…VWは低価格戦略、BMWは次世代iX3、メルセデスは713km航続SUVを公開
  • ポールスター、新型フラッグシップEV「ポールスター5」発表…800Vアーキテクチャと884馬力を誇るパフォーマンスGT
  • 【IAA 2025】シュコダ新型EV「エピック」公開 2026年発売へ、440万円からのエントリーSUV
  • トルコEVブランドTogg「T10F」欧州デビュー…航続623kmでモデル3に挑む
  • OpenAIサム・アルトマンCEOまで参戦!シリコンバレー億万長者が「不老長寿ビジネス」に雪崩れ込む
  • 「屋台グルメに潜む落とし穴」専門家が警鐘…旅行先で避けるべき危険な食品とは
  • 「ウォーキング・トールの英雄は妻殺しの犯人だった!」58年ぶりに暴かれた衝撃の真実
  • 「結婚式が悪夢に一変!」侵入した謎の男、祝儀1,500万円入りの箱を丸ごと奪い逃走

おすすめニュース

  • 1
    【サプライズ公開】IU、新曲『Bye, Summer』でMelonチャート1位!「秋の朝」に続く四季ソングを遂に完成

    K-POP 

  • 2
    俳優キム・ガンウ、妻との出会いも愛車購入日も忘れない!家族愛あふれる素顔に注目

    エンタメ 

  • 3
    BoA×東方神起、日本ドラマOSTに参戦!20年越し“伝説タッグ”が遂に実現

    K-POP 

  • 4
    「私の子が中にいるの!」閉ざされた店の前で一晩中待ち続けた母猫…切ない視線のやりとりに感動の波

    トレンド 

  • 5
    D4vd のテスラ車から腐敗遺体発見!警察「殺人の可能性も」ワールドツアー中の新鋭シンガーに波紋

    エンタメ 

話題

  • 1
    HYBE×ゲフェン、新ガールズグループ始動!アジア枠をかけた数万人応募の超大型オーディション

    HYBEアイドル 

  • 2
    逆転の女優人生…チョ・ミンス、「田舎の嫁役」でCF降板の屈辱からヴェネツィア国際映画祭へ

    エンタメ 

  • 3
    ブリトニー・スピアーズ、犬の排せつ物まみれの豪邸で孤独生活!家族「非常に良くない状態」

    エンタメ 

  • 4
    「ご主人、いつ帰ってくるの?」捨てられたとも知らず、何週間も家の扉を叩き続けた犬キューピッドの物語

    フォトニュース 

  • 5
    【炎上】『私はSOLO』28期オクスンに学暴疑惑!「事実無根」と全面否定し刑事告訴へ

    エンタメ