メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「日本の弱点、すべて知っている」…米知日派財務長官が経済・安保交渉のため来日へ

竹内智子 アクセス  

引用:Shutterstock*この画像は記事の内容と一切関係ありません

ドナルド・トランプ米大統領の政権下で通商交渉を統括するスコット・ベッセント財務長官が、16日から日本との関税協議に乗り出す。日本ではベサント氏を代表的な知日派と見なし、「日本の弱点まで知り尽くしている」と警戒の声が上がっている。

1962年生まれでイェール大学政治学科を卒業したベッセント氏は、かつて日本語を学んでいたこともあるという。米国の投資業界でキャリアを積んだ彼は、2013年には円安を見越した投資で大きな利益を上げた。アベノミクス(安倍晋三元首相の経済政策)を詳細に分析するなど、日本経済に深く精通しており、トランプ第2次政権の発足前には東京で安倍元首相の側近らと接触したとの情報もある。これはつまり、日本の「切り札」を熟知していることを意味する。

財務長官に就任後は、2028年までに経済成長率を3%に引き上げ、国内総生産(GDP)比の財政赤字を3%以下に抑え、米国のエネルギー生産を1日あたり300万バレル増加させるという「3・3・3プラン」を発表した。この目標は、かつてのアベノミクスの「三本の矢(金融緩和・財政出動・成長戦略)」と類似しているとも評されている。

また、在日米軍の存在を背景に、ベッセント氏が「安全保障」を交渉カードに使う可能性も指摘されている。日本経済新聞は、「ベッセント氏は『共同経済・共同防衛』を同盟国の条件と見ており、今回の協議で米国が関税引き下げの代償として日本に安保負担の増加を求める可能性がある」と報じた。

同紙は、今回の日米協議が表向きは関税問題だが、第二次世界大戦後に米国が築いてきた「経済と安全保障の支配体制」を再構築するベッセント構想の起点になり得ると分析した。これまで米国は、自国市場を開放することで自由陣営の貿易拡大を支援し、それを基軸通貨ドルと軍事力で支えてきた。しかしベッセント氏は、米国がその代償として巨額の赤字を背負ってきたと認識している。実際、財務長官指名前に母校イェール大学で行った講演では「旧来の国際秩序の再編に関わりたい」と発言していたという。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 【衝撃】政府襲撃・暗殺計画暴露!ボルソナロ前大統領、クーデター陰謀で有罪判決 “数十年懲役”の可能性
  • 「4年ぶりに姿を現したジャック・マー」アリババ低迷を終わらせる“最後の切り札”なるか!
  • 「トランプ、ロンドンで冷遇」ウィンザー城壁にエプスタイン映像投影…“恐怖と分断の政治”を断固拒否
  • 「アメリカン・ドリーム」はもはや幻?…米国人の7割「努力では報われない」と絶望
  • 「得するのは上位10%の富裕層だけ」...トランプ氏の新減税法案で米国中間層・低所得層大打撃!年収6.7%消失の衝撃
  • 【戦慄】露、ウクライナの子ども数万人を210カ所以上で強制収容…軍事訓練も発覚

こんな記事も読まれています

  • 「ランドクルーザーGRスポーツ ラリーレイド」登場…ダカール12連覇を記念した究極の特別仕様
  • PHEV「低排出」の看板崩壊?実走行CO₂は公式値の5倍、業界と環境団体が激突
  • ホンダ「0シリーズ」世界初公開…F1直系DNAと「Thin, Light, Wise」でEVの常識を破壊
  • 【比較検証】「SUVは転覆の危険が高い?」…セダンとの制動距離差も浮き彫りに、どちらが本当に安全か
  • 「ビニールに包まれたまま腐敗…」米人気歌手の車両から“女性遺体”発見!死因不明のまま捜査継続
  • 【衝撃】政府襲撃・暗殺計画暴露!ボルソナロ前大統領、クーデター陰謀で有罪判決 “数十年懲役”の可能性
  • 「4年ぶりに姿を現したジャック・マー」アリババ低迷を終わらせる“最後の切り札”なるか!
  • 「人間の赤ちゃんそっくり!」中国動物園のチンパンジー、観客が見せる動画に夢中過ぎて「動画禁止令」発令

こんな記事も読まれています

  • 「ランドクルーザーGRスポーツ ラリーレイド」登場…ダカール12連覇を記念した究極の特別仕様
  • PHEV「低排出」の看板崩壊?実走行CO₂は公式値の5倍、業界と環境団体が激突
  • ホンダ「0シリーズ」世界初公開…F1直系DNAと「Thin, Light, Wise」でEVの常識を破壊
  • 【比較検証】「SUVは転覆の危険が高い?」…セダンとの制動距離差も浮き彫りに、どちらが本当に安全か
  • 「ビニールに包まれたまま腐敗…」米人気歌手の車両から“女性遺体”発見!死因不明のまま捜査継続
  • 【衝撃】政府襲撃・暗殺計画暴露!ボルソナロ前大統領、クーデター陰謀で有罪判決 “数十年懲役”の可能性
  • 「4年ぶりに姿を現したジャック・マー」アリババ低迷を終わらせる“最後の切り札”なるか!
  • 「人間の赤ちゃんそっくり!」中国動物園のチンパンジー、観客が見せる動画に夢中過ぎて「動画禁止令」発令

おすすめニュース

  • 1
    「ロシアの装備不足か?」MiG-29にケーブルタイでドローン固定、世界で嘲笑の嵐

    フォトニュース 

  • 2
    「高卒歓迎」が逆にプレミア化?資格支援・免許費用免除まで…人手不足で待遇競争が過熱

    トレンド 

  • 3
    「母性に境界はなかった」ボストン動物園でゴリラ母キキ、人間の赤ちゃんにガラス越しの愛情

    トレンド 

  • 4
    【衝撃】未成年アイドルをホテルに呼び出しわいせつ行為…芸能事務所代表・鳥丸寛士容疑者を逮捕

    トレンド 

  • 5
    「中国東部に謎の閃光!」住民騒然…“UFO撃墜”か“極秘兵器実験”か、憶測渦巻く

    トレンド 

話題

  • 1
    「7cmハイヒールで逆走ダッシュ!」スペイン男が100m世界新、常識破りの挑戦

    トレンド 

  • 2
    イ・ヒョン、13年ぶり新作『A(E)ND』発表!パン・シヒョクとの決別×Pdoggとの絆×TXTとの交流トーク

    K-POP 

  • 3
    「22年間も体内に!?」学生時代に椅子に座ろうとして刺さった○○の破片、交通事故検査で発見

    トレンド 

  • 4
    実は先に日本デビューしていた? 韓国の人気歌手、16歳で母国を離れ日本生活…知られざる過去

    smartnews 

  • 5
    マーゴット・ロビー、ロンドンで“入店拒否”屈辱体験!パパラッチ騒動の裏で新作『嵐が丘』主演決定

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]