
テスラのイーロン・マスクCEOがケタミンやエクスタシーなどを含む多量の薬物を使用していたという疑惑に対し、「嘘だ」と否定した。
先月30日(現地時間)、ニューヨーク・タイムズ(NYT)など海外メディアは、マスクCEOが昨年、共和党候補だったドナルド・トランプ氏の支持活動中にケタミンなどの薬物を過剰に使用していたと報じた。
これに関し、マスクCEOはX(旧Twitter)で、「数年前にケタミンを処方され使用したことがあり、その事実をXでも公表した。これはニュースでもない」と述べた。

マスクCEOは「心理的な闇から抜け出すためにケタミンの力を借りたが、その後は使用を中止した」と付け加えた。
1990年代の米人気ドラマ『フレンズ』でチャンドラー役を演じた俳優マシュー・ペリー氏の死因として指摘されたケタミンは、強力な麻酔薬で、うつ病の治療などにも時折使用される。