
ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、テスラのイーロン・マスクCEOが米トランプ政権の「特別政府職員」の最終日となる30日(現地時間)、目の周りにあざを作った状態でホワイトハウスに現れたと報じた。
ホワイトハウスに現れたマスクCEOは右目の上が腫れ、紫色のあざができていたという。最近の事業やイメージの打撃に続き、今度は顔までもが傷ついたと報じられた。
実は、このあざの原因は5歳の息子「X」だった。
この日、記者に大丈夫かと尋ねられたマスクCEOは、「Xと遊ぶ時に顔を一発殴ってみたらと言ったら、本当に殴られた」と説明した。
ドナルド・トランプ米大統領は、マスクCEOが質問への回答を拒否するのを見て沈黙を保っていたが、息子に殴られてあざができたというマスクCEOの話を聞き、面白がる表情を浮かべた。
トランプ大統領は席に座ったまま体をマスクCEOの方に向け、「(あざに)気づかなかった。Xがやったのか?」と尋ねた。
マスクCEOの説明を聞いたトランプ大統領は、少し間を置いてから「Xならやりかねないな」と納得したような口調で言ったという。
それに対してマスクCEOは、「殴られた時は特に痛みはなかったが、結局あざになってしまった」と語った。