メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

ステルス機能・対潜・対空・機雷掃海の全部入り、もがみ型護衛艦が豪海軍の人員不足問題解決の切り札に

竹内智子 アクセス  

ドイツと最終競争…オーストラリアが今年設計案を選定し、来年から建造開始

日本、英・伊と次世代戦闘機共同開発など防衛産業を積極強化

引用:海上自衛隊

日本の最新鋭艦艇が6日、オーストラリアに到着した。これは注目を集める次世代多目的護衛艦建造の65億ドル(約9,420億円)規模の契約獲得を目指す取り組みの一環だ。

海上自衛隊のもがみ型ステルス護衛艦「JSやはぎ」がオーストラリア北部準州のダーウィン港に寄港したことは、オーストラリアとの防衛関係強化と日本の海軍技術を誇示する象徴的かつ戦略的な動きとみられる。

三菱重工業が主導する日本は、昨年11月にオーストラリア海軍のSEA 3000護衛艦プロジェクトの最終候補に選出され、ドイツのティッセンクルップ・マリン・システムズのMEKO A-200と競合している。

オーストラリア政府は今年末に優先設計案を選定し、来年から11隻の新造船建造を開始する予定だ。

オーストラリアのリチャード・マーレス副首相兼国防相は先週インドネシア訪問時に「両国の入札は非常に印象的だ。今年中にこれに関する決定を下す。可能な限り早く、今年末までには決定を下したい」と述べた。

日本は軍事力増強の一環として、イギリスやイタリアなどと次世代戦闘機の共同開発に参加する一方、もがみ型艦艇の輸出を推進するなど、防衛産業の強化に努めている。

中谷元防衛大臣は、このプロジェクトが日豪間の協力をさらに深化させるだけでなく、日本の艦艇戦力の強化にも寄与すると述べた。

もがみ型駆逐艦は、最新の戦闘システム、対潜・対空防御能力、優れた機雷掃海能力を誇り、約90名という少数の乗組員で運用可能なため、オーストラリア海軍の継続的な人員確保問題の解決に貢献する可能性がある。

ダーウィン港に停泊中のもがみ型駆逐艦の田村真禎艦長は、豪ABC放送とのインタビューで「日本の海上自衛隊はステルス機能、少ない人員、小型の艦船が必要だと考えた」と語った。

日本とオーストラリアは2024年9月、中国による日本の領空・領海侵犯に対する共通の懸念に対処するため、合同軍事演習の強化で和解した。同年11月にはオーストラリア、日本、米国の国防相がダーウィンで3か国会談を開き、オーストラリア北部の安全保障関係強化と共同軍事作戦計画への意欲を再確認した。

日本の海兵隊部隊は現在、ダーウィン駐留米海兵隊の年次ローテーション訓練にも参加している。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「世界最強の兵器だ」プーチン、核推進水中ドローン『ポセイドン』試験成功を自賛…「ICBMよりはるかに強力」
  • “関税戦争”の終わりか、それとも嵐の前の静けさか…トランプと習近平、6年ぶりの対面
  • パウエル議長「12月の追加利下げは既定路線ではない」…市場に冷や水
  • 高市首相、APEC首脳会議出席のため訪韓へ…初の李在明大統領会談を予定
  • トランプ氏「韓国の原子力潜水艦建造を承認…米韓同盟は強固」
  • トランプ氏、プーチンに続き今度は習近平とも“軍事基地で会談”…異例の舞台選択に潜む思惑とは?

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 「ここを通るなら覚悟を…」札幌の“魔の交差点”で相次ぐ衝突事故、専門家も震撼
  • 「世界最強の兵器だ」プーチン、核推進水中ドローン『ポセイドン』試験成功を自賛…「ICBMよりはるかに強力」
  • スズキとBYD、「ジャパンモビリティショー」で軽EV市場に参入…本格的な価格競争が始動か
  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動

こんな記事も読まれています

  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動
  • 【オーナー専用】ランボルギーニ「THE LOUNGE TOKYO」公開…六本木裏通りに潜む“秘密の聖域”
  • 【新型】スバルBRZ 2026年型登場 …「ピュアスポーツの原点」を現代に蘇らせる
  • 「アウディ×バイエルン」23年の絆が走り出す…RS e-tron GTが導く“電動の未来と情熱の共鳴”
  • 「ここを通るなら覚悟を…」札幌の“魔の交差点”で相次ぐ衝突事故、専門家も震撼
  • 「世界最強の兵器だ」プーチン、核推進水中ドローン『ポセイドン』試験成功を自賛…「ICBMよりはるかに強力」
  • スズキとBYD、「ジャパンモビリティショー」で軽EV市場に参入…本格的な価格競争が始動か
  • ランボルギーニ「マニフェスト」が描く“美学の挑戦”…電動化の時代に響くデザイン哲学の鼓動

おすすめニュース

  • 1
    死にかけた捨て犬を救ったのは、SNSがつないだ“古い友情”だった

    フォトニュース 

  • 2
    【野望炸裂】中国の6世代戦闘機「J-36」、排気ノズル&吸気口を大改修!ステルス性能と機動性を両立か

    フォトニュース 

  • 3
    【東アジア緊迫】「この戦闘機だけで韓国は3日で滅ぶ」と挑発した“この国”の挑発飛行

    フォトニュース 

  • 4
    【米露臨界】トランプが会談を中止した瞬間、“核を取り出して見せつけた”この国!

    フォトニュース 

  • 5
    「下品だ」と責められた花嫁…ウェディングドレス巡る非難の末に悲劇

    トレンド 

話題

  • 1
    「なぜ人はあくびをするのか?」眠いからじゃない!最新研究が暴いた“あくび”の意外な正体

    おもしろ 

  • 2
    「契約か信頼か」NewJeansとADORの専属契約訴訟…K-POPの未来を決める分岐点に

    HYBEアイドル 

  • 3
    「私が男だなんて!」外見は完全に女性、しかしお腹の中に“精巣”...32歳で“遺伝的男性”と判明

    トレンド 

  • 4
    【快挙】ルセラフィム『SPAGHETTI』、発売初日オリコン1位&81か国チャートイン!世界が夢中に

    K-POP 

  • 5
    【祝】“家族を持ちたい”夢が現実に…「キャプテン・アメリカ」クリス・エヴァンス、第1子誕生!

    エンタメ