26.3 C
Tokyo
2025年06月18日水曜日
ホームニュース「降伏するまで攻撃続行」...イランの停戦提案を拒否したイスラエル、目的は「政権崩壊」?

「降伏するまで攻撃続行」…イランの停戦提案を拒否したイスラエル、目的は「政権崩壊」?

引用:namuwiki*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:namuwiki*この画像は記事の内容と一切関係ありません

イスラエルの軍事攻撃により、イランの政権が交代する可能性があると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相が15日(現地時間)、警告した。イランが停戦の意思を示したにもかかわらず、イスラエルはこれを拒否し、攻勢を強める構えを見せている。

ドナルド・トランプ大統領は両国に対話を促しつつも、「時には国家同士が戦って解決する必要がある」と述べ、イスラエルへの支持を示した。欧州連合(EU)のウルズラ・フォンデアライエン欧州委員会委員長も「イスラエルには自国を防衛する権利がある」とした上で、「イランが核兵器を保有することは絶対にあってはならない」と強調した。

ネタニヤフ首相は同日、米「フォックス・ニュース」のインタビューに応じ、「イスラエルの軍事行動の一環として、イランの政権交代も視野に入れているのか」との問いに対し、「イラン政権は極めて脆弱であるため、そのような結果となる可能性は十分にある」と述べた。さらに「我々は二つの目標、核の脅威と弾道ミサイルの脅威の除去を達成するために、あらゆる準備を整えている」と付け加えた。

引用:Newsis
引用:Newsis

ネタニヤフ首相は、イランの最高指導者アヤトラ・アリー・ハメネイ氏の暗殺をイスラエルが計画し、それをドナルド・トランプ大統領が拒否したとのロイター通信の報道について問われると、「その件には触れたくない」と述べ、明確な回答を避けた。

トランプ大統領も同日、記者団から「イスラエルに対しイランへの空爆中止を求めたか」と質問されると、「それについては言いたくない」と述べ、やはり答えを避けた。

イスラエルとイランの交戦が4日目に突入した16日(現地時間)、イスラエルの主要都市各地でイランによるミサイル攻撃が続き、死傷者が相次いでいる。一方、イスラエル側も核施設や軍事施設にとどまらず、ガス田や天然ガス工場などイランの主要エネルギー施設への攻撃を強化している状況だ。

「ニューヨーク・タイムズ」は、イスラエルがイラン革命防衛隊の中枢である「コッズ部隊」司令部を空爆したと報じた。コッズ部隊は、イランの最高指導者に直接報告・指揮を受けるイスラム革命防衛隊(IRGC)直属の特殊部隊である。

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

モバイルバージョンを終了