28.8 C
Tokyo
2025年06月18日水曜日
ホームニュース【緊迫】「直ちにテヘランを離れよ」トランプがイランからの緊急退避を勧告…核施設破壊への圧力強まる

【緊迫】「直ちにテヘランを離れよ」トランプがイランからの緊急退避を勧告…核施設破壊への圧力強まる

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません

イスラエルとイラン間の激しい相互攻撃が5日目に入る中、ドナルド・トランプ米大統領が16日(現地時間)イランの首都テヘランからの緊急避難を呼びかけた。

トランプ大統領はこの日SNSを通じて「イランは一つの核兵器も持つことができない」と強調し、「全員、直ちにテヘランを離れよ」と述べた。具体的な対象は言及されなかったが、現地に残る可能性のあるアメリカ人に対して事実上の退避勧告に相当する警告を発したと解釈される。同時にイラン国民に対してもより大規模な攻撃の可能性を示唆し、生命を守るための備えを促したとみられる。

また、「イランは私が求めた和解(米イラン核和解)に署名すべきだった」とし、これを拒否したために不必要な人命の損失が発生していると指摘した。2ヶ月間続いているアメリカとイラン間の核交渉の状況を念頭に置いた発言と解釈される。

同日、トランプ大統領はカナダ・アルバータ州で開催された主要7カ国(G7)首脳会議において「私が言ってきたように、和解が成立するだろう」と自信を示した。イスラエルの攻撃を受けたイランが核和解への復帰に前向きになる可能性があるとの見方に基づく発言と解釈される。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、イランが中東諸国を通じて「アメリカが攻撃に介入しないのであれば、交渉のテーブルに戻る意向がある」と伝えたと報じた。当初、両者は15日にオマーンで6回目の核交渉を開催する予定だったが、会談直前にイスラエルがイランの核施設を攻撃したため、交渉は中止された。

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

モバイルバージョンを終了