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「戒厳令内乱容疑確定なら死刑も」証拠隠滅の恐れで4か月ぶり拘置所戻り…韓国ユン前大統領再収監を世界メディアが速報

望月博樹 アクセス  

AP通信、BBCなど主要海外メディアは9日(現地時間)、韓国の内乱事件を捜査するチョ・ウンソク特別検察官(特検)チームの令状請求とソウル中央地裁の発付による韓国の元大統領、ユン・ソンニョル被告の再拘束を緊急ニュースとして報じた。

引用:Newsis
引用:ニューシス

AP通信はソウル発の記事で「韓国の裁判所が10日未明、ユン被告の新たな拘束令状を発付した」とし、「ユン被告の昨年12月の非常戒厳宣言に関連する容疑について、裁判所が特検の証拠隠滅の懸念を認めた」と伝えた。

さらに「ユン被告は1月に一度拘束された後、3月に裁判所から拘束取消の決定を受けて以来、4か月ぶりに再びソウル近郊の拘禁施設(ソウル拘置所)に再収監された」と説明した。このメディアは今回の再拘束を「数か月以上続く可能性のある長期拘束の始まりを意味するかもしれない」と指摘した。特検が追加捜査後に拘束起訴する場合、ユン被告は最長6か月まで更に拘束される可能性がある。

英BBCは「ユン被告が昨年末に宣言した戒厳令に関連する容疑で特検が請求した拘束令状が発付され、再び拘置所に収監された」とし、「裁判所はユン被告が証拠を隠滅する恐れがあると判断した」と報じた。同メディアは「ユン被告が内乱容疑で起訴された状態で容疑が確定すれば、最高で無期懲役または死刑が宣告される可能性がある」と伝えた。

米紙ワシントン・ポスト(WP)はAP通信を引用し、「彼の(政治的)ライバルである自由主義的な韓国のイ・ジェミョン大統領が戒厳事態とユン被告の配偶者及び前政権に関連する犯罪容疑を捜査するための特別検察官法を(国務会議で)議決した」と報じた。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

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