メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「トランプ劇場・インドネシア編」関税ゼロの裏でアメリカ基準を押し付け「自由はどこに?」

梶原圭介 アクセス  

インドネシア政府は、米国による相互関税率を32%から19%に引き下げる見返りとして、米国が自国に輸出する自動車、農産物、医薬品などに対する各種規制を免除することで合意した。

引用:ANTARA
引用:ANTARA

トランプ政権の高官は22日(現地時間)、メディアに対してインドネシアとの貿易和解の詳細を説明し、「インドネシアは、米国との貿易において製品の99%以上に対する関税をゼロに引き下げ、米国に対するすべての非関税障壁も撤廃することで合意した」と述べた。また、先日、ドナルド・トランプ米大統領は15日に同和解の合意を発表している。

この高官は、非関税障壁について「インドネシアは、データ流通への課税しようとする試みを中止し、世界貿易機関(WTO)において電子商取引への関税猶予を即時かつ無条件で支持する」と説明した。

さらに、「インドネシアは、米企業の売上を実質的に奪おうとインターネットに課税しようとしていた数カ国の一つであった。今回の和解により、米国の輸出業者には明確な基準が提供され、関税のかからないインターネット市場の重要性が他国に示されるという歴史的成果が達成された」と強調した。

米国はこれまで、韓国を含む貿易相手国に対し、自国のビッグテック企業への各種規制を一括して「非関税障壁」とみなし、その撤廃を求めてきたが、今回もインドネシアとの交渉において同様の要求が貫かれたと見られる。

この高官はまた、インドネシアが米国製農産物などに対する出荷前の検査および認証要件を撤廃し、米国から輸入する自動車に関しては、米国連邦自動車安全基準を受け入れることに合意したと伝えた。

これは、米国が何十年も追い求めてきた“世界標準”の象徴だと彼は説明し、これまで米国は他国が輸入する米国車に対して自国の基準を適用することを貿易障壁と捉え、米国企業の認証負担の軽減を要求してきたと述べた。

さらにこの高官は、インドネシアが米国企業に対して現地施設の建設や一定比率を超える現地コンテンツの要求といった規制要件を課さないことに同意し、医療機器・医薬品に関しても、米食品医薬品局(FDA)の認証および事前販売許可を認めることに合意したと述べた。

また、インドネシアは米国に対して重要鉱物の輸出制限を設けないことに同意し、液化天然ガス(LNG)など米国製品を購入することで、「米国側が最低でも500億ドル(約7兆3,472億1,733万円)規模の利益を得られるようにした」と明かした。

トランプ大統領は同日、自身のSNS『トゥルース・ソーシャル』において、「インドネシアは貴重な重要鉱物を米国に供給し、ボーイングの航空機や米国産農産物、エネルギーを購入するために数百億ドル規模の大規模取引を締結する」と述べた。

さらに、「インドネシアは関税障壁の99%を撤廃し、米国製の工業・技術製品および農産物に対して開かれた市場になると合意した」とし、「この取引は、我々の自動車メーカー、ハイテク企業、労働者、農家、畜産業および製造業にとって大きな勝利である」と強調した。

梶原圭介
CP-2023-0188@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「20周年モデル最新情報!」2027年のiPhone、ついに“ベゼルゼロ×画面内Face ID”が現実に?
  • 「制御不能の強い男たち」...トランプと習近平が示す、世界を揺るがす“危険な政治手法”
  • 「左寄りは認めない!」マスク氏、ウィキペディアに“宣戦布告”、AI百科事典「グロッキペディア」公開
  • 【反米同盟誕生】中国、ブラジルと手を組み、米国産大豆を“締め出し”!“反米経済圏”の胎動か
  • 「欧州の金がなければ持たない」ゼレンスキー、戦争長期化で焦燥感あらわ...欧州資金と武器に最後の望み!
  • 「米国には頼れない...」カナダ首相、習近平と接近へ!米加関係は“史上最悪レベル”に

こんな記事も読まれています

  • 「デザイナー絶句」…AIが創った“スーパーカー”が自動車デザインを塗り替える!
  • 【トヨタの本気】新型プリウス、燃費も走りも妥協なし…“静かな革命”が始まる
  • ネヴェーラ、“1.81秒×時速412km”で電気の限界を超えた「究極のハイパーカー」公開!
  • 【2025年版】信頼性が最も低い新車トップ10…CR調査でフォード勢がワースト独占
  • 「20周年モデル最新情報!」2027年のiPhone、ついに“ベゼルゼロ×画面内Face ID”が現実に?
  • 「制御不能の強い男たち」…トランプと習近平が示す、世界を揺るがす“危険な政治手法”
  • 「寝るとパンになる犬」目と鼻はどこ?秋田犬・ジンの“つぶれ顔”が可愛すぎて笑撃!
  • 「いや、まだ寝ちゃダメだ…くぅぅ」眠気との“壮絶バトル”の後、“見事K.O.”されるルフィーの姿に爆笑の嵐!

こんな記事も読まれています

  • 「デザイナー絶句」…AIが創った“スーパーカー”が自動車デザインを塗り替える!
  • 【トヨタの本気】新型プリウス、燃費も走りも妥協なし…“静かな革命”が始まる
  • ネヴェーラ、“1.81秒×時速412km”で電気の限界を超えた「究極のハイパーカー」公開!
  • 【2025年版】信頼性が最も低い新車トップ10…CR調査でフォード勢がワースト独占
  • 「20周年モデル最新情報!」2027年のiPhone、ついに“ベゼルゼロ×画面内Face ID”が現実に?
  • 「制御不能の強い男たち」…トランプと習近平が示す、世界を揺るがす“危険な政治手法”
  • 「寝るとパンになる犬」目と鼻はどこ?秋田犬・ジンの“つぶれ顔”が可愛すぎて笑撃!
  • 「いや、まだ寝ちゃダメだ…くぅぅ」眠気との“壮絶バトル”の後、“見事K.O.”されるルフィーの姿に爆笑の嵐!

おすすめニュース

  • 1
    「妻なしでは生きられない...」90代夫婦、手を取り合い“尊厳死”で最期を迎える

    トレンド 

  • 2
    「パンに生ゴキブリ混入!」中国人気パンに衝撃事件、消費者激怒もメーカーは“補償拒否”

    トレンド 

  • 3
    「機内で寝ている乗客をフォークで刺傷」...元神学生のインド人、機内凶行でフライト中断!

    トレンド 

  • 4
    「時速160キロで高齢者施設に激突!」試乗を口実に車を盗んだ20代、暴走の末の大惨事

    トレンド 

  • 5
    「これで156人目の犠牲...」麻薬犯罪を追った記者、無残な遺体で発見!麻薬カルテルの“報復”か

    トレンド 

話題

  • 1
    「ヘリコプターからキリンに銃乱射...」世界1位ユーチューバーの過激動画が「よくやった」と称賛されるワケ

    トレンド 

  • 2
    「会社の金を盗む気満々」AIが作った“偽領収書”に企業が次々と騙される衝撃の実態

    トレンド 

  • 3
    「コンコルド超えの静音技術」!NASA開発、静かな超音速旅客機“X-59”初飛行成功

    フォトニュース 

  • 4
    同居女性を殺害し自宅に“セメント埋葬”…16年間隠していた男を逮捕

    トレンド 

  • 5
    TXT、13作連続オリコン1位!『Starkissed』でキャリアハイ&日本5大ドーム制覇へ!

    K-POP