メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

【和解の兆しか】トランプ、マスク企業への政府補助金「全面撤回」は否定、「米企業の繁栄が米国の繁栄」

望月博樹 アクセス  

引用:Axious

米国のドナルド・トランプ大統領は24日(現地時間)、テスラのイーロン・マスクCEOが運営する企業に対する米政府の補助金と契約を全面的に撤回しない意向を示し、和解のジェスチャーを見せた。

トランプ大統領はこの日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に「イーロン・マスクCEOが受け取る大規模な政府補助金の一部または全てを取り去り、彼の会社を破壊するという主張があるが、それは事実ではない」とし、「イーロン氏だけでなく、すべての米企業が繁栄しなければならない。そうすれば米国も良くなる」と述べた。

この発言は、トランプ大統領とマスクCEOとの対立が高まる中で行われた。かつてマスクCEOは「政府効率化省(DOGE)」の長官を務めるなど、トランプ陣営と密接に協力しており、彼の再選キャンプにも数億ドルを支援した。しかし、二人の関係はトランプ大統領の「大きくて美しい1つの法案(One Big Beautiful Bill Act・OBBBA)」を巡る意見の対立以降、急速に悪化した。

最近までマスクCEOは OBBBAに反対の意向を公然と示し、トランプ大統領と性犯罪で有罪判決を受けたジェフリー・エプスタイン氏との関係についても言及し、批判の声を高めていた。これに対抗してトランプ大統領はマスクCEOが率いる企業の政府契約を一部中断すると脅迫した。

一方、マスクCEOの電気自動車企業テスラは前日に不振な第2四半期の業績を発表し、マスクCEOは「米政府の電気自動車補助金が9月末に終了すれば、数四半期の間、厳しい時期を経験するだろう」と警告した。これによりテスラの株価はこの日8.20%急落した。

さらに、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官が「マスクCEO率いる人工知能(AI)スタートアップ「xAI」に対して、米連邦機関が協力しないことを望んでいる」と発言したことも悪材料になった。前に国防総省はxAIを含む4つのAI企業に、それぞれ最大2億ドル(約294億2,407万円)の契約を締結したと発表していた。

マスクCEOの宇宙航空企業「スペースX」も米政府との大規模契約に大きく依存している。米国の連邦契約分析企業「FedScout(フェッドスカウト)」によると、スペースXは2008年以降、米政府から合計220億ドル(約3兆2,366億円)以上の契約収益を上げている。これは米航空宇宙局(NASA)、米空軍、米宇宙軍などの公開契約に基づくもので、非公開プロジェクトの収益は除外されている。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、トランプ政権は最近スペースXの政府契約を再検討しており、大部分は「国家安全に不可欠なもの」と見なされ、維持されているという。

テスラも環境規制関連の収益で巨額の利益を上げている。CNBCによると、テスラは2015年以降、温暖化ガス排出枠(クレジット)の販売で合計122億4,000万ドル(約1兆8,010億円)を稼いでおり、2025年第2四半期にも4億3,000万ドル(約532億6,987万円)の関連収益を記録した。

これらの収益はほとんどが米連邦政府および州政府の低排出ガス車認定制度によって形成されたクレジット市場によるもので、テスラのように余裕を持ってクレジットを保有している企業が不足している競合他社にこれを販売して利益を得る構造になっている。

一方、テスラはこの日発表した四半期報告書で「OBBBAの影響でバッテリーセルのコストと消費者価格に影響を与える可能性があり、これは需要の縮小につながる可能性がある」と明記した。報告書はまた「税制優遇措置およびカーボンクレジットが減少した場合、財務成績に悪影響を及ぼす可能性がある」と述べた。

望月博樹
CP-2023-0364@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 日本人観光客が起こした火災でソウル地下鉄から100人超が避難…原因は「モバイルバッテリー」
  • 台湾が中国出身配偶者に「国籍喪失」要求、中国は強硬拒否…揺れる両岸のはざまで立ち尽くす人々
  • 「こんなに涼しくていいのか?」エアコン代も安く家賃も低い“空きゼロ物件”とは
  • これが「人権先進国」の姿か? 数千人の子どもが路上に追いやられたフランスの惨状
  • OpenAIサム・アルトマンCEOまで参戦!シリコンバレー億万長者が「不老長寿ビジネス」に雪崩れ込む
  • 米・路面電車で23歳のウクライナ難民女性刺殺!床に血が滴る中、乗客は救助せず“スマホ撮影”

こんな記事も読まれています

  • 「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発
  • ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も
  • テスラ神話崩壊!米EVシェア「80%→38%」大暴落…フォード・GM・中国勢が王座に牙を剥く
  • 【IAA2025】ミュンヘン市街がモーターショー会場に…VW・メルセデス・BYDが最新EVと未来技術で激突
  • 173cm・48kgの非現実ボディ!チャン・ウォニョンが明かした「ヒップ集中トレーニング」の秘密
  • 【肺から脳へ】認知症患者602人の解剖で判明…大気汚染の微粒子が脳内で引き起こす恐ろしい変化!
  • 赤?黄?緑?…健康効果が全然違う!医師も注目する最強の“パプリカの色”とは?
  • 睡眠時の姿勢で認知症まで予防できる!?脳の老廃物除去に最適な睡眠姿勢は「横向き」と判明!

こんな記事も読まれています

  • 「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発
  • ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も
  • テスラ神話崩壊!米EVシェア「80%→38%」大暴落…フォード・GM・中国勢が王座に牙を剥く
  • 【IAA2025】ミュンヘン市街がモーターショー会場に…VW・メルセデス・BYDが最新EVと未来技術で激突
  • 173cm・48kgの非現実ボディ!チャン・ウォニョンが明かした「ヒップ集中トレーニング」の秘密
  • 【肺から脳へ】認知症患者602人の解剖で判明…大気汚染の微粒子が脳内で引き起こす恐ろしい変化!
  • 赤?黄?緑?…健康効果が全然違う!医師も注目する最強の“パプリカの色”とは?
  • 睡眠時の姿勢で認知症まで予防できる!?脳の老廃物除去に最適な睡眠姿勢は「横向き」と判明!

おすすめニュース

  • 1
    「遺体から精子採取」…銃撃で殉職した記者、2年後に“父親”に!婚約者が代理母出産で妊娠報告

    トレンド 

  • 2
    木の下敷きになった子犬を救った野生のクマ…直後に明らかになった衝撃の事実とは?

    フォトニュース 

  • 3
    「果物の食べ過ぎでダウン!?」担架で病院に運ばれた“トルコのクマ・オカン”の顛末

    トレンド 

  • 4
    午前2時に野生の象が襲来!鉄門を壊し米50キロを爆食い…住民は「日常茶飯事」

    トレンド 

  • 5
    キノコ製カヤックで42キロの海を横断!? 15メートルのシロナガスクジラがまさかの“伴走”

    トレンド 

話題

  • 1
    不倫相手と同じヴィラに!? 離婚した夫、元妻と娘の“真下の階”に引っ越して大波紋

    トレンド 

  • 2
    「空も電気車時代」に突入!破産リリウム施設を継承した独ベリディオンが新型e航空機を加速開発

    フォトニュース 

  • 3
    20億円稼いだ10代女性、「働く女性は失敗者」…物議醸す“衝撃発言”の釈明は?

    トレンド 

  • 4
    ホンダ新型「CR-V」、スポーティに進化!2027年型レンダリング公開…300馬力級PHEV投入の可能性も

    フォトニュース 

  • 5
    【世界で最も悲しい別れ】母を失った子ザル、冷たい体に必死にしがみついた最後の瞬間

    トレンド 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]