メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

スペースX、10回目の試験飛行で完全成功!「模擬衛星展開」も完璧クリアでNASA「アルテミス計画」に弾み

荒巻俊 アクセス  

引用:スペースX
引用:スペースX

イーロン・マスクCEO率いる米宇宙企業「スペースX」の史上最大・最強ロケット「スターシップ(Starship)」が10回目の試験飛行に成功した。模擬衛星の展開にも成功を収めた。

スペースXは26日の午後6時30分(現地時間)、米テキサス州ボカチカ・ビーチの専用発射場「スターベース(Starbese)」からスターシップを打ち上げた。40階建てビルに相当する高さ123mのスターシップは、1段目のブースター「スーパーヘビー」(71m)と2段目の宇宙船「スターシップ」(52m)で構成されている。

今回の打ち上げはほぼ全工程が順調に進み、これまでの試験発射中最も完璧な飛行になった。1段目のスーパーヘビーは発射7分後にメキシコ湾上に、2段目のスターシップは最高高度190kmで最高時速2万6,000kmの速度で地球をほぼ一周し、発射から約1時間6分後にインド洋に着水した。ただし、スーパーヘビーの発射台回収は試みなかった。

これに先立ち、スペースXが今年実施した3回の試験発射は、すべて失敗に終わっていた。1月と3月の第7回、第8回発射では上昇飛行中に、5月の第9回発射では軌道投入後の大気圏再突入過程でそれぞれ爆発事故が発生した。調査の結果、第7回は推進剤漏れ、第8回はエンジンの不具合、第9回は降下時のエンジン再点火失敗が原因と判明した。さらに、6月には第10回発射に向けた地上試験中、2段目スターシップの推進剤加圧と冷却に関わる窒素タンクの欠陥で爆発事故が起きていた。

引用:スペースX

今回の打ち上げでは、低軌道インターネット衛星「スターリンク(Starlink)」と同サイズの模擬衛星8基を搭載し、準軌道への展開実験も成功裏に行われた。模擬衛星は発射19分後にスターシップから分離され、スターシップと同じ準軌道を描きながら移動し、大気圏に再突入した。スペースXは次世代スターリンク衛星もスターシップで打ち上げる方針だ。スペースXは米連邦航空局(FAA)の承認により、スターシップを年間最大25回まで打ち上げることができる。

米航空宇宙局(NASA)は2027年に予定されている「アルテミス3」の有人月面着陸でスターシップを着陸船として使用する計画だ。スペースXは将来的に、人員と装備を搭載したスターシップを火星に送り、火星に居住地を築くことを最終目標にしている。マスクCEOは昨年9月、SNSの「X(旧Twitter)」を通じて、2026年にスターシップの初の火星飛行が実現する可能性があり、2028年には初の有人飛行も可能になるだろうと述べた。さらに5月の企業説明会では「その実現確率は現時点で50対50」と語っている。

引用:スペースX

史上最強の宇宙発射体であるスーパーヘビーは、推力7,500トンで最大150トン(再使用時)の貨物を地球低軌道に投入できるよう設計されている。これはNASAが有人月面着陸「アルテミス計画」のために開発したSLS(スペース・ローンチ・システム)のほぼ2倍だ。使い捨てなら最大250トンまで搭載可能になる。

スターシップのエンジン数は、1段目のスーパーヘビーに33基、2段目のスターシップに6基の計39基だ。これは現行の主力ロケットである「ファルコン9」の4倍に相当する。燃料は、ケロシン(灯油)を使用するファルコン9とは異なり、メタンを採用している。メタンはケロシンに比べエネルギー密度は劣るが、すすが出ないため再使用に適している。

引用:スペースX

また、一般的にロケットは軽量なアルミニウムや炭素繊維を素材とするが、スターシップはステンレス鋼を採用している。ステンレス鋼はこれらに比べ重いという欠点があるものの、極高温や極低温にも耐えやすく扱いやすいため、再使用に適している。

スターシップの開発は2019年4月、小型試作機「スターホッパー(Starhopper)」の試験飛行から始まり、徐々に具体化された。2023年4月には1段目のスーパーヘビーと2段目のスターシップが結合した完全体スターシップの初の試験飛行が行われた。2024年10月の第5回試験発射では、打ち上げたスーパーヘビーを発射台に帰還させ、ロボットアーム(メカジラ)を使用して回収する、いわゆる「箸回収」技術に成功する劇的な場面が話題を呼んだ。

荒巻俊
//= the_author_meta('email'); ?>editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[IT・テック] ランキング

  • 「キーボードが消えた」…“話すだけで仕事が終わる”中国の会社員たちが熱狂
  • 「中国AIなんてなぜ使う?」と言っていたのに利用量1位…「99%割引」の前には国境なし
  • 中国、海外投資規制を強化…AI・先端技術の流出防止へ
  • ChatGPT登場後、新卒求人3割減…英若年層にAIの影響
  • 「恐ろしいほど賢くなった」 80年の難題を解いたAI、開発者たちも驚愕!
  • AIは「10分の短時間使用」でも問題解決能力・認知能力を“低下させる”という研究結果が明らかに

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

こんな記事も読まれています

  • 生産中止から4年…WRX STIに“復活シグナル”、試されるのはファンの熱量?
  • 「大径ホイールの罠?」見た目は最強でも、ポットホール一発で財布が割れる
  • 「一般トヨタ店では買えない」GR GT、販売は“厳選レクサス店”に集約へ?
  • GM車3,500台がリコール対象、欠けていたのは説明書1冊
  • 「看板の下敷きで下半身まひ」車いすのアイドルメンバー…度を越えた悪質コメントに“物申す”
  • 「母が出てきたら私たちを傷つける」…夫を毒殺した童話作家、“息子たちが”永久隔離を訴え
  • 1日1杯の酒でも健康リスク上昇…「適度な」飲酒でも死亡率は下がらず
  • 「韓国にシャインマスカットを盗まれた」…日本政府が怒った末に…

おすすめニュース

  • 1
    「夜市のティラミスで腸に穴が開いたのか」9歳男児が4時間の緊急手術…中国で起きた屋台スイーツの悪夢

    トレンド 

  • 2
    犯罪歴は確認できても恋愛歴までは難しい? 恋愛リアリティー出演者らの“相次ぐ不祥事”に厳しい視線

    エンタメ 

  • 3
    日本俳優の韓国進出ブーム…ギャラ格差は“10倍以上”? Kコンテンツ人気の裏で浮かぶ構造的課題

    エンタメ 

  • 4
    「自分のことしか考えてない」横領容疑の裁判中に共演者の葬儀、“記事にならずよかった”発言に批判殺到

    エンタメ 

  • 5
    「もし生まれ変わったら結婚しない方がいい」13歳差夫婦、日常生活で衝突が絶えず夫が涙

    エンタメ 

話題

  • 1
    約束の支払日を繰り返し延期? ギャラ未払いで制作会社は「合意済み」と主張も事務所は否定

    エンタメ 

  • 2
    「葬儀の最中に生きていた」エベレストで死亡扱いのシェルパ、デスゾーンから6日ぶり奇跡の生還

    トレンド 

  • 3
    「親の七光りは嫌」人気歌手のMVにアンジェリーナ・ジョリーの娘が…“名前を隠して”挑んだ理由に反響

    エンタメ 

  • 4
    「中途解約でも返金へ」有料ファンクラブの“返金不可”規約に制裁…大手事務所など24社に是正要求

    エンタメ 

  • 5
    パニック障害で“終わった芸人”と言われた過去も…恩師が遺品に残していた本に涙止まらず

    エンタメ