メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

「戦争で中国に頼りすぎた」?対中貿易8%減で窮地のプーチン、習近平に泣きつくしかない状況か

織田昌大 アクセス  

引用:ロイター通信
出典:ロイター通信

ウクライナ戦争以降、中国に大きく依存してきたロシアの対中貿易は今年、減少傾向を示している中で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は中国の習近平国家主席との首脳会談を控え、貿易拡大策を模索している。

28日(現地時間)、ロイター通信は複数のロシア情報筋を引用し、プーチン大統領が両国貿易の低迷打開を図ろうとしていると報じた。ロシアは2022年2月のウクライナ侵攻以降、西側諸国との関係を断絶し、中国に依存するようになった。中国はロシア産原油を大量に輸入し、自動車や電子製品など多様な消費財を供給、2024年の両国貿易額を2,450億ドル(約36兆139億円)という過去最高水準にまで押し上げた。

しかし、中国海関総署によれば、今年1~7月の両国貿易額は前年同期比で8.1%減少したという。ロシアの対中原油輸出は約20%減、自動車輸入は46%急減している。ある情報筋は、今週末中国・天津で開催される上海協力機構(SCO)首脳会議を前に、この貿易減少がロシアにとって大きな重圧になっていると伝えた。また、ある情報筋は「首脳会談を前に両国当局者が貿易拡大策を協議している。現状の数字は芳しくない」と述べ、別の情報筋は農業とエネルギー分野での拡大の可能性にも言及した。

中国はロシア最大の貿易相手国であり、経済や軍事技術面での重要パートナーでもある。ある情報筋は「中国がいなければ、ミサイルどころかドローン(無人機)すらも製造できなかった。中国が望めば、戦争はすでに終結していただろう」と語った。しかし、別の情報筋は「中国は真の同盟国ではない。時に支払いを停止したり、過剰な利益を得たり、露骨な略奪行為に及ばされたりすることさえある。両国関係は不平等だ」と指摘している。

両国は「パワー・オブ・シベリア2パイプライン」事業やロシア産小麦の輸出など、新たなプロジェクトを推進してきたが、まだ本格的な成果は上がっていない。ロシアのアントン・アリハノフ産業商務相は、制裁や原材料市場の変動性が貿易減少の原因であり、中国製品がロシア市場の一部を徐々に飽和させていると述べた。特に自動車市場では、中国製品のシェアが戦争前の10%未満から2023年半ばには50%以上に急増し、その結果、ロシア企業のアフトヴァースやカマズなどは需要低迷により売上減少に直面している。

さらに、ある情報筋は「短期的に市場を補うために中国車の輸入を認めたが、1年半待てば国内で代替生産が可能だった」と嘆いた。実際、ロシアは工作機械分野で政府支援を受け、過去3年間で生産量を137%増加させ、防衛産業も設備転換に成功した。中国製品への需要は徐々に減少する見込みだ。

一方、プーチン大統領は今回のSCO会議において、習主席のほか、インドのナレンドラ・モディ首相を含む20人以上の世界の指導者と会談する予定である。これは、15日(現地時間)に米国のドナルド・トランプ大統領とアラスカで行われた会談に続き、西側の制裁下にあってもロシアが国際社会での経済的・外交的地位を強化する試金石になるだろう。

織田昌大
odam@kangnamtimes.jp

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「国連巡回隊をドローンと戦車で攻撃!」イスラエル、レバノン国境で“危険行為”、国際批判必至か
  • 「プーチンは平和に関心がない」トランプ氏、ロシアの非協力に苛立ち “戦争資金源を徹底封鎖”で圧力最大化!
  • 「勝手に併合するな!」トランプ氏、イスラエルの“併合議論”に激怒か “併合阻止”の意向を表明
  • 「軍隊派遣は不要」トランプ氏、サンフランシスコへの“州兵派遣”を突如撤回!“友人との電話”で方向転換か
  • 日米、AI・バイオなど7分野で技術連携!経済安全保障で全面連携、“中国包囲網”を本格化
  • 「NATOとの戦争準備?」ロシア、核兵器と潜水艦大量配備、“第二撃能力”を強化か

こんな記事も読まれています

  • EVバッテリーを10年長持ちさせる「充電の黄金ルール」…知らないと寿命が縮む?
  • BYD、“日本軽自動車市場”に参入…電動ボックスカー「日本専用モデル」の登場か
  • 特別仕様「カローラクロス・那須エディション」公開…トヨタが描く“新しい冒険のカタチ”
  • あなたのブレーキが早く減る理由…寿命を縮める「5つの悪い運転習慣」とは?
  • 「プーチンは平和に関心がない」トランプ氏、ロシアの非協力に苛立ち “戦争資金源を徹底封鎖”で圧力最大化!
  • 「5歳娘を殺害し冷凍庫へ…」逮捕された母親、「娘が行方不明」と虚偽通報までしていた!
  • 「勝手に併合するな!」トランプ氏、イスラエルの“併合議論”に激怒か “併合阻止”の意向を表明
  • 「軍隊派遣は不要」トランプ氏、サンフランシスコへの“州兵派遣”を突如撤回!“友人との電話”で方向転換か

こんな記事も読まれています

  • EVバッテリーを10年長持ちさせる「充電の黄金ルール」…知らないと寿命が縮む?
  • BYD、“日本軽自動車市場”に参入…電動ボックスカー「日本専用モデル」の登場か
  • 特別仕様「カローラクロス・那須エディション」公開…トヨタが描く“新しい冒険のカタチ”
  • あなたのブレーキが早く減る理由…寿命を縮める「5つの悪い運転習慣」とは?
  • 「プーチンは平和に関心がない」トランプ氏、ロシアの非協力に苛立ち “戦争資金源を徹底封鎖”で圧力最大化!
  • 「5歳娘を殺害し冷凍庫へ…」逮捕された母親、「娘が行方不明」と虚偽通報までしていた!
  • 「勝手に併合するな!」トランプ氏、イスラエルの“併合議論”に激怒か “併合阻止”の意向を表明
  • 「軍隊派遣は不要」トランプ氏、サンフランシスコへの“州兵派遣”を突如撤回!“友人との電話”で方向転換か

おすすめニュース

  • 1
    「地中で1200年眠っていたパン」に“イエス・キリスト”が浮かぶ!?…トルコで“奇跡のパン”発見

    トレンド 

  • 2
    「女性看護師の制服の下に隠された真実」…2か月の嘘を暴いたのは‟一人の患者”だった

    トレンド 

  • 3
    人工視力が現実に! 欧州で38人の失明患者が光を取り戻す快挙

    健康 

  • 4
    「モンベル=韓国人ブランド」化!? 福岡で起きた“逆輸入トレンド”の正体

    ライフスタイル 

  • 5
    コロナを救ったアルコールが今度は“有害物質扱い”!? EUで論争激化

    健康 

話題

  • 1
    金正恩そっくり男、“命懸けのパロディ”で独裁を挑発! 中国系活動家の素顔

    おもしろ 

  • 2
    AIが導く“当たる数字” 世界各地で当選報告が相次ぎ「本当に偶然なのか」と話題に

    おもしろ 

  • 3
    和式トイレ“手派 vs 足派”論争勃発! TOTO「正解は“手”です」

    おもしろ 

  • 4
    別れた恋人の名前タトゥー、まさかの“Ryanair”に改造! 英国女性の発想が天才的すぎる

    おもしろ 

  • 5
    あなたの歯ブラシ、“菌まみれ”かも!? 最大1,200万個の細菌が潜む衝撃事実

    健康