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「FRBの独立性を脅かすな」NY連銀総裁がトランプの介入試みに警告…“法廷で扱うべき問題”と自制を要求

竹内智子 アクセス  

トランプ米大統領がクック理事を解任試行

「連銀の独立性は重要、法廷で扱うべき問題」

「米経済は堅調だが減速傾向、指標に応じて段階的な利下げの可能性も」

引用:depositphotos*この画像は記事の内容と一切関係ありません
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ニューヨーク連邦準備銀行のジョン・ウィリアムズ総裁が、ドナルド・トランプ米大統領が連邦準備制度(Fed・連銀)への干渉を試みていることに関して、「連銀の独立性が極めて重要だ」と強調した。また、米国経済が依然として堅調であることから、経済指標に基づいた段階的な利下げが行われるだろうと予測した。

『CNBC』が現地時間28日に報道した内容によると、ウィリアムズ総裁は、トランプ大統領が連銀のリサ・クック理事を解任させようとしたことに直接触れることは避けながらも、「中央銀行が安定した経済維持において重要な役割を果たしている」と述べ、「歴史的に、中央銀行の独立性の維持こそが、インフレーション管理および経済・金融の安定に寄与してきた」と指摘したという。

さらに、「クック理事とともに仕事をしてきたが、彼女は常に連銀の使命に対して誠実かつ献身的であった」と付け加えた。

これに先立ち、トランプ大統領は、過去数か月にわたり連銀のジェローム・パウエル議長に対して利下げを要求し、彼を公然と批判してきた。最近では、クック理事が過去に住宅ローン申請のために記録を偽造したという疑惑を理由に、彼女の解任を決定した。

ウィリアムズ総裁は、「この問題は法廷で扱われるべき事案だ」としながらも、「連銀が政治的圧力から独立し、長期的な視点に基づいて政策を決定するよう設計されている」と改めて強調した。

金融政策の方向性については、「今後、利下げする可能性が高い」としつつも、具体的な時期については言及を控えた。

市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)が、来月の会合で政策金利を0.25%ポイント引き下げるとの見方が強まっている。連銀は、昨年9月に初めて政策金利を引き下げた後、2度の追加利下げを実施したが、今年1月以降は5回連続で金利を据え置き、現在4.25~4.5%の水準を維持している。

ウィリアムズ総裁は、米国経済について「やや減速しているものの依然として堅調であり、労働市場も強固だ」と評価した。

また、「雇用の最大化と物価の安定という目標の達成が進展すれば、時間をかけて金利を引き下げることが適切だと考えている」としつつ、「ただ、判断はデータに基づくべきだ」と強調。

パウエル議長も、先週開催されたジャクソンホール会議での講演において、「経済の見通しが変化している」とし、9月の会合で利下げに踏み切る可能性を示唆した。彼は一貫して「連銀の決定は経済的判断に基づいている」と強調したが、利下げの具体的な時期については明言しなかった。

竹内智子
takeuchit@kangnamtimes.jp

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