
フォードは、自社モデルに関する3件の不具合により、米国内で80万台超の車両をリコールした。今回の措置は、同社の拡大するリコール問題への対応策とされている。
30日(現地時間)、フォードは米国道路交通安全局(NHTSA)の調査を受け、複数モデルに関する3件の不具合を理由にリコールを発表した。
NHTSAは、2016年~2018年型リンカーンMKXと2015年~2018年型フォード・エッジSUVの一部車両でブレーキオイル漏れが発生していると明らかにした。
また、リアブレーキジャンプホースが破裂しブレーキオイルが漏れる恐れがあると指摘し、フォードは現在対策を検討中とした。
今回の問題は、今年発表されたフォードの数多くのリコールのリストに追加され、品質管理に対する疑問を提起する可能性がある。
フォードは最近、後部車軸の不具合により10万3,000台超のF-150ピックアップトラックをリコールした。
また、燃料ポンプの欠陥で85万台、乗員が車内に閉じ込められる恐れのある後部ドアロックの不具合でマスタング・マッハEを19万7,000台リコールした。
フォードの株価は11.77ドル(約1,731円)で横ばいだった。
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