
中国・深センのホテルで、入浴中にシャワーヘッドから排泄物とみられる異物が噴出したとの訴えがあり、波紋を広げている。
9日、中国・洪城新聞によると20代の女性3人が8日午後に深センのホテルへ宿泊中、シャワーヘッドから正体不明の異物が噴出する様子をソーシャルメディアに投稿した。
被害者の証言では、1人目が入浴を終えた後、2人目が浴室に入った際、シャワーヘッドから強い悪臭を放つ異物が噴出したという。
女性らは、異物が人間の排泄物である可能性が高いと主張し動画とともに投稿したことで騒動は拡大した。
ホテル側は謝罪し、初日の宿泊費免除と追加1泊の無料提供を提案したが、女性らはこれを拒否し、500元(約1万368円)の賠償と病院での精密検査を求めた。
しかしホテル側は、「異物の正体が確認されていない段階で過剰な要求だ」として受け入れを拒否した。女性らはその後、警察に正式に通報した。
ホテルは問題のシャワーヘッドを証拠として保管し、今後の検査などの捜査に全面的に協力する方針だ。
ホテル支配人は「前日にカップルが宿泊したが、異常の報告はなく、チェックアウト後の清掃と点検も通常通り実施された」と説明した。
一方、現地警察は事件を捜査中だと発表した。
コメント0