
スロベニア政府がパレスチナ自治政府に120万ユーロ(約2億1,784万円)の財政支援金を送ることをスロベニア外務省が20日(現地時間)に発表した。
Newsisの報道によると、この援助はガザ地区の長期的な戦争とヨルダン川西岸地区のイスラエル入植地との戦いなどの緊張と騒乱、イスラエル政府の反パレスチナ政策に備えるため、パレスチナ行政の財政的安定を助けるためのものであるとスロベニア政府は専用ウェブサイトで明らかにしたという。
スロベニアのターニャ・ファヨン外相名で発表されたスロベニアの声明は「パレスチナ自治政府の自律権と国民に対する効果的な保護機能は、二国家解決のためのパレスチナ独立国家建設と紛争の平和的解決のための能力に不可欠である。これを実現するために、パレスチナ政府が機能を発揮できるよう支援することにした」と述べている。
ファヨン外相はブリュッセルで開催された「パレスチナ支援調整会合(AHLC)」でも支援合意文書に署名した。ファヨン外相はこの日の会議でもガザ地区の極限的な人道的惨状について語り、パレスチナ政府への継続的な支援とガザ地区救援の緊急性をさらに強調したとスロベニア外務省がSNSの「X(旧Twitter)」の専用サイトで明らかにした。
「スロベニアは二国家解決を確固として支持する。我々はすべての民族の自決権と独立権を認める」とファヨン外相は強調した。国際連合安全保障理事会の非常任理事国であるスロベニアは、2024年7月にすでにパレスチナ国家を公式に承認している。














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