
テスラ株価が、イーロン・マスク(CEO)の無人ロボタクシー試験運行発言に支えられ急騰した。15日(現地時間)のロイター通信によると、テスラ株価は一時4.9%上昇し481.37ドル(約7万4,542円)を記録、約1年ぶりの最高値を更新したという。
これはマスクCEOが完全自動運転ロボタクシーを試験運行していると明らかにしたことによるものだ。マスクCEOは前日、SNS「X(旧Twitter)」を通じて「車両内の搭乗者なしでテストが進行中」と述べた。
テスラは全世界の自動車メーカーの中で最も高い1兆5,300億ドル(約236兆9,273億円)の時価総額を記録しており、これは自動運転技術とヒューマノイドロボットに対する期待感が大きく反映された結果だ。ただし、売上と利益の大部分は依然として電気自動車の販売から発生している。
これに先立ち、テスラは6月にテキサス・オースティンで完全自動運転(FSD)技術が適用された「モデルY」を活用し、制限されたロボタクシーのサービスを開始したが、初期には助手席に安全要員が搭乗していた。市場ではテスラがテストを拡大し、来年発売予定の「テスラ・サイバーキャブ」を前に無人タクシーの配備を加速させると予想している。
一方、ロボタクシー市場ではAlphabet傘下のWaymoが先頭を走っている。Waymoは昨年11月時点で米国の主要都市で2,500台以上の商業用ロボタクシーを運営しており、週あたり約45万件の有料運行を提供しているとされる。














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