
国際銀価格が45年ぶりの最高値を更新し、80ドル(約11万5000円)を突破した。年初から2倍近く急騰した。
米ブルームバーグ通信などによると、国際銀現物価格は29日午前8時21分(韓国標準時)にオンス当たり84.0075ドル(約11万9000円)で史上最高値を記録した。その後、銀現物価格は午後2時40分に80.1575ドル(約11万5000円)を記録した。15日前に60ドル(約8万3000円)を突破した後、1か月も経たずに80ドル(約11万5000円)の壁を破った。銀先物価格もCOMEX(ニューヨーク商品取引所)で一時オンス当たり82ドル(約11万7000円)を突破した後、午後1時に80ドル(約11万5000円)の水準を維持している。
代表的な貴金属であり、同時に産業素材として需要が多い銀は、今年供給難とアメリカの金利引き下げなどの好材料に支えられ、価格急騰の流れに乗っている。年初から182%以上上昇し、金の上昇率(72%)の2倍を超えた。イラン革命によって原油価格が暴騰した1979年以来、年間上昇率が最も高くなると予想されている。
銀価格急騰の理由は供給不足だ。純銀の埋蔵量は世界的にほとんど枯渇した状態だ。そのため、現在銀は銅や金、亜鉛など他の金属の採掘の副産物として採掘されることが多い。これは銀の供給が他の金属に対する需要によって主に左右されることを意味する。
しかし、抗菌性と高い導電性を持つ銀は産業需要が堅調だ。銀は医療機器や電気自動車、データセンター、特に太陽光パネル工場で需要が多い。シティグループは「太陽光産業が採掘およびリサイクルを通じて銀の年間生産量のほぼ30%を消費している」と推定した。
さらに、金を買い占めていた投資家たちがより安価な代替品に目を向ける中、銀も買われている。実物投資家にとっては4500ドル(約70万4000円)以上に急騰した金価格の負担から、代替品としての銀の選好度が高まっている。
ただし、追撃投資を警告する声も上がっている。英国の経済分析機関キャピタル・エコノミクスは最近の報告書で「貴金属価格がファンダメンタルズ(基礎条件)を正当化できる水準を超えて上昇した」とし、金の過熱が収束する中、来年末までに銀価格が約42ドル(約6万8000円)まで下落すると見込んでいる。
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