引用:Newsis
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スイスの世界経済フォーラム(WEF)に参加するためダボスに集まったドナルド・トランプ米大統領と側近たちが、欧州諸国に対して露骨な軽蔑を示していると、米ニューヨーク・タイムズ(NYT)が20日(現地時間)に報じた。

Newsisの報道によると、トランプ大統領に先立ってダボスに到着したスコット・ベッセント米財務長官は、欧州の指導者たちがトランプ大統領のグリーンランド支配を阻止しようとする動きについて、記者の質問に皮肉を込めて反応したという。彼は「おそらく彼らは恐ろしい欧州の実務グループを作るだろう」とし、それが欧州の「最強の武器」だと言った。

トランプ大統領と側近たちは、欧州を自由主義の指導者たちが支配し官僚主義に縛られた、弱く無力な国家の集合体と見なしていることを公然と明らかにしてきた。先月公開された米政府の国家安全保障戦略には、欧州が「規制に執着し窒息させることで失敗した結果…自らの文明に対する確信を失った」と強調されている。しかし、ダボスではさらに露骨な嘲笑が続いている。

トランプ大統領は20日、ソーシャル・メディアにグリーンランドに立ち星条旗を掲げている自分の姿を捉えた人工知能(AI)生成のミーム画像を投稿した。「グリーンランド、アメリカ領、2026年設立」という文言が書かれた画像だ。トランプ大統領はまだスイスに到着していない状態で、翌日ダボスで演説する予定にもかかわらず、自分が会うことになる指導者たちを軽蔑した。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領が米国主導のガザ地区「平和評議会」に参加しないことを明らかにしたと記者たちが伝えると、トランプ大統領はマクロン大統領が「数か月以内に退任するだろう」と言い、手を振って彼の言葉が重要ではないというジェスチャーをした。

トランプ大統領は「彼のワインとシャンパンに200%の関税をかければ参加するだろうが、参加しなくても構わない」と米国市場の力を誇示しながらフランスの脆弱さを指摘した。彼はマクロン大統領と北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長のメッセージもSNSの「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。欧州の指導者たちが自分に多くの称賛を送ってきたことを誇示したのだ。

トランプ大統領はルッテ事務総長が送った「私はダボスでのメディア活動を通じてあなたの業績を際立たせる」という内容のメッセージを公開した。またマクロン大統領が彼と「素晴らしいものを一緒に作ろう」と言ったメッセージも公開した。マクロン大統領はただそのメッセージで「グリーンランド問題であなたが何をしているのか理解できない」と付け加えた。

さらに、トランプ大統領は英国のキア・スターマー首相も攻撃した。大文字表現を使い、英国がディエゴガルシア島とその他のチャゴス諸島に対する主権を放棄しながらも、英国と米国が共同運営する軍事基地の管理を維持する決定を非難した。英国は数年間の交渉を経て2024年に植民地だったこれらの地域をモーリシャスに返還した。英国が1965年にこの群島をモーリシャスから分離したことが違法であるとの裁判所の判断に基づく措置だった。

マルコ・ルビオ米国務長官は当時、英国の措置を称賛していた。しかし、トランプ大統領は「我々の『素晴らしい』NATO同盟国英国が現在ディエゴガルシア島を譲ろうとしている」とし、英国が「何の理由もなく」そうしていると非難した。彼は国際社会の強国は「ただ力だけを認める」とし、その島を譲ることは「非常に愚かなことだ」と書いた。

トランプ大統領のこのような嘲笑に欧州の指導者たちが不安を感じている。米国がますます気まぐれで極めて予測不可能な同盟になっていく中で、一部の欧州の指導者たちが米国との緊密な関係から脱却することを促し始めた。

欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は20日午前のダボスでの演説で、従来のやり方は終わったと宣言した。彼女は「懐古は古い秩序を取り戻すことはできない」とし、「時間を稼ぎながら事態が回復することを期待する態度」に反対した。また「この変化が永続的なものであれば、欧州も永続的に変わらなければならない」と強調した。

欧州はこれまでトランプ大統領がNATOやウクライナへの支援を取り下げることを懸念しながら嘲笑されてきたが、トランプ大統領をなだめることに集中してきた。これに対して米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事がトランプ大統領に立ち向かえない世界の指導者たちを「情けない」と批判し、欧州人に「度胸を持つべきだ」と述べた。ニューサム知事は記者たちに「すべての世界の指導者たちに膝を保護するパッドをたくさん持ってくるべきだった。王冠も与え、ノーベル賞まで分け与えるのを見て本当に情けない」と述べた。

有馬侑之介
有馬侑之介

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