
「Newsis」によると、米紙「フィナンシャル・タイムズ(FT)」は26日(現地時間)、交渉に詳しい関係者の話として、ドナルド・トランプ米政権がウクライナに対し、「アメリカの安全保障は、ドンバス(ドネツク州・ルハンスク州)をロシアに譲渡する内容が含まれる可能性が高い和平協定に『あらかじめ同意した場合にのみ』提供される」との立場を明らかにしたと報じた。
トランプ政権は、ウクライナがロシアとの和平協定のために、ウクライナ軍が管轄している東部地域から軍を撤退することに同意すれば、中長期的な戦力強化のための武器を追加提供するという提案もしたという。
ウクライナおよびヨーロッパの当局関係者らは、アメリカの立場について、ロシアが要求してきた領土譲渡をウクライナが受け入れるよう圧力をかけようとしていると解釈した。
主要工業地帯であり戦略的要衝でもあるドンバスは、ゼレンスキー大統領と大多数のウクライナ人にとって譲歩できない「レッドライン」だ。ロシア政府はウクライナが、ドンバスから一方的かつ完全に撤退しない限り戦争を終結させないという立場を堅持している。
ある関係者は、現在、ウクライナ側に対して強い圧力がかけられていると語った。
ウクライナの高官は、アメリカの確約の有無が徐々に不透明になっているとし、安全保障の協定を締結できるようになると、いつもアメリカは交渉を進めることをためらうと語った。ゼレンスキー大統領は、アメリカとロシア、ウクライナ間の第2回3者会談を予告し、解決されていない複雑な政治的問題について追加的な外交作業が残っていると述べた。
「フィナンシャル・タイムズ」は、両者が議論中のアメリカの安全保障公約にNATO第5条(集団防衛)に準ずる防衛保証と、持続的攻撃時の調整された軍事対応を約束する内容が含まれているが、ウクライナにとっては曖昧すぎる可能性があり、ロシアにとっては過度に包括的に映る危険があるという指摘もあると報じた。
ホワイトハウスのアンナ・ケリー副報道官は「フィナンシャル・タイムズ」に対して完全な虚偽だとし、和平プロセスにおけるアメリカの唯一の役割は両側を仲介して和解を導き出すことだけだと強調した。
ウクライナ大統領府は同紙のコメント要請に応じなかったが、あるウクライナ高官は、アメリカ人らがロシアを交渉テーブルに引き出すために安全保障保証をてこに、ウクライナが譲歩するよう圧力をかけていると証言した。
















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