
日本の衆議院議員総選挙で与党である自民党が圧勝した中、ある放送局による韓国式を彷彿とさせる開票番組の演出が話題を呼んでいる。
フジテレビは8日、第50回衆議院議員総選挙の開票特番でスピードスケート競技をコンセプトにしたコンピューターグラフィックス(CG)を活用し情勢を紹介した。画面には、各政党代表の顔を合成したキャラクターが氷上を疾走する姿が登場し、自民党を率いる高市早苗首相が先頭を走り、その後を日本維新の会、立憲民主党、公明党の代表らが猛追するシーンが演出された。高市首相が時折後ろを振り返り、競争相手を牽制する仕草も再現された。
若年層の政治的無関心が社会問題となっているなか、グラフィックイメージを活用した演出は、若者の関心を引きつけるための戦略とみられる。
特に、先頭を走る候補を他の候補が激しく追い上げる演出などは、韓国の放送局が見せてきた開票番組の手法と類似している。韓国では以前から、ドラマや映画のシーンをパロディするなど、最先端のグラフィック技術を駆使して候補者間の争いをダイナミックに伝えてきた。

今回の演出は、オンライン上でも大きな注目を集めた。X(旧Twitter)には番組の録画映像と共に「我々の選挙報道が韓国の開票番組に似てきた」といった投稿が上がった。
これを見たネットユーザーは、「本当に韓国風になった。選挙報道をエンタメ化していて面白い」「思わず韓国の番組かと思った」「分かりやすくて良い。こうした工夫で投票率が上がるかもしれない」などの肯定的な意見が多く寄せられた。一方で、「選挙をこれほど軽んじるべきではない」という否定的な声もあった。
一方、今回の選挙で、自民党は衆議院465議席のうち、3分の2を超える316議席を単独で確保した。高市首相は投開票後、初の記者会見で「国の未来を見据え、憲法改正に向けた取り組みも進めていく」と述べ、改憲推進の意向を明確にした。自民党は自衛隊の憲法明記や緊急事態条項の創設を含む改憲案を推進してきた。













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