
メキシコ北部で鉱夫たちが集団失踪した事件に関連して死者が確認され、現地の治安不安が再び議論の的となった。武装犯罪組織に拘束されているとみられる失踪者のうち、少なくとも3人が遺体で発見された。
メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)は9日(現地時間)に声明を発表し、「自由を奪われた仲間の鉱夫10人のうち3人の死亡が確認された」とし、「当局の徹底した捜査と鉱山労働者の安全保障を強く求める」と述べた。
事件は1月23日、メキシコ北部シナロア州コンコルディア市近郊で発生した。失踪した鉱夫たちはカナダの鉱山会社Vizsla Silverが運営する銀鉱で働いていた人々で、会社側は死亡事実を公式に確認した。この鉱山は事件以降、運営を全面中止している。
シナロア州は国際的に悪名高いシナロア・カルテルとその分派組織の拠点として知られる地域だ。メキシコ当局は今回の事件も組織犯罪と関連している可能性が高いと見て、先週末に1,000人以上の軍・警察の部隊を投入して捜索と治安作戦に乗り出した。
現地メディアは捜査当局が事件に関連する容疑者4人を逮捕して調査中だと報じた。
メキシコ内務省の国家失踪者登録部(RNPED)によると、集計を開始した1962年1月から2023年9月までのメキシコの公式失踪者数は11万15人に達する。失踪届が提出された後に遺体で発見されたケースは含まれていない。
現地の失踪者団体はカルテルをはじめとする犯罪集団の報復を恐れて失踪者の家族が届け出をしないケースが多いと主張している。
















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