
ドナルド・トランプ米大統領が同盟国に対するホルムズ海峡への軍艦派遣の圧力を強める中、19日(現地時間)の日米首脳会談を控え、日本政府が韓国・イギリス・フランスなど関連国と協議を進め、対応方針を固めている。トランプ大統領が会談で多国籍「海上タスクフォース(TF)」構想と「航行の自由」のための共同声明発表への支持を高市早苗日本首相に直接要請すると見られる中、高市首相は事前に立場を決める方針だ。日本政府内では現行法上、イラン戦争中の自衛隊派遣は困難との見解が強く、戦争終結後を含む派遣の可否を慎重に検討しているとされる。
■日米首脳会談を前に対応方針を固める
高市首相は3月18日に日本を出発し、19日に米ワシントンD.C.でトランプ大統領と首脳会談を行う予定だ。今回の会談では中東情勢とホルムズ海峡の安全確保問題が主要議題となる可能性が高い。
高市首相は首脳会談前にこの問題に関する方針を固めようとしていると朝日新聞は伝えた。
米国はすでに日本に協力構想を伝えたとされる。
読売新聞によると、3月15日の日米国防相電話会談で、ピート・ヘグセス米国防長官は小泉進次郎日本防衛相に多国籍「海上TF」構想への支持を要請した。
この構想はホルムズ海峡での船舶の安全航行を確保するための多国籍協力体制だ。
ヘグセス長官は、当該活動が米国とイスラエルのイラン軍事作戦とは別であり、具体的な活動内容は今後数日から数週間の間に検討されると述べた。また、「装備派遣の約束を求めるものではない」とし、自衛隊や艦船派遣を即座に要求するものではないことも強調した。
ただし、この構想が日米首脳会談の議題となる可能性が高く、トランプ大統領が日本に協力を再度要請することが明らかになった。
参加国はホルムズ海峡を通じたエネルギー供給依存度が高い国々に限定する方針を検討しており、関連国が共に対応することが重要だと付け加えた。
■トランプ「同盟国の反応を見極めたい..熱意が重要」
トランプ大統領は今回の件を事実上、同盟国の態度を試す問題だと公言した。
彼は3月16日、大統領執務室で記者たちとの質疑応答の中で、ホルムズ海峡を通じた国別の原油供給量について「日本は95%、中国は90%を輸入し、複数の欧州諸国も相当量を輸入している。韓国は35%を輸入している」と述べた。
特に各国に駐留する米軍の規模を具体的に言及した。彼は「我々が日本に4万5000人の兵力を置いていることを忘れてはならない。韓国にも4万5000人の兵力を置いている。ドイツにも4万5000から5万人の兵力を置いている」と述べた。
トランプ大統領は「彼らは我々に感謝するだけでなく、我々を助けるべきだ」と述べた。続けて「彼らが必要だからではなく、彼らがどう反応するかを知りたいから要求している」とし、「我々は外部の敵から彼らを守ってきたが、彼らはそれほど積極的ではなかった」と述べた。
また「熱意の程度が重要だ」とし、「なぜ我々を守ってくれない国々を引き続き守らなければならないのかを問いたい」と強調した。
■同盟国の反応は「慎重」
このような米国の要求に対する同盟国の反応は概して慎重だ。
フリードリヒ・メルツ独首相は「イランへの介入は共同決定されたものではなく、ドイツは軍事的に貢献しない」と述べた。ボリス・ピストリウス独国防相も「我々の戦争ではない」と線を引いた。
英国も明確な参加意思を示していない。キア・スターマー英首相は「英国がより大きな戦争に巻き込まれることはない」と述べた。
エマニュエル・マクロン仏大統領もホルムズ海峡保護任務は「紛争の最も激しい段階が終わった後に可能だ」と述べ、交戦中の介入には慎重な立場を示した。
このような雰囲気は、米国が同盟国と十分な協議をせずに軍事行動を強行したことへの不満が反映されたものだという分析が出ている。
■日本、法的障壁に直面
目前に迫った日米首脳会談を控え、日本は同盟国の中でも最も圧迫感を感じている様子だ。特に米国に自国の安全保障を大きく依存してきた日本にとって、トランプ大統領の在日米軍への言及はかなりの負担となる。
高市首相はこの件について「根拠法令と現状を整理し、日本ができることとできないことを検討している」と述べた。
ただし、現行法では現在戦闘が行われている地域への自衛隊派遣は困難だというのが日本政府内の見方だ。日本政府は現在のイラン情勢が集団的自衛権行使が可能な「存立危機事態」や米軍に対する後方支援を許可する「重要影響事態」には該当しないとの立場だ。
自衛隊法に基づく「海上警備行動」の発令も法的に容易ではない。海上警備行動は警察権行使の性格が強く、他国に対する武力行使を前提としていないためだ。
これにより機雷除去、日本関連船舶保護、情報収集活動の拡大、他国軍との協力などが他の選択肢として挙げられている。日本政府関係者は「多国籍連合は一つの選択肢だ」とし、「このような協力も選択肢に入れて検討中だ」と述べた。
















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