米国・イスラエルとイラン間のミサイル交戦が長期化の様相を見せており、両者の「弾薬消耗の有無」が戦争の行方を左右する重要な変数として浮上している。

29日(現地時間)、イスラエルのテルアビブ大学付属国家安全保障研究所(INSS)によると、イラン軍は2月28日の戦争勃発以降26日までにイスラエルに550発、中東各国に1,091発など最大1,641発のミサイルを発射したという。これはイランが保有するミサイル在庫の半分程度と評価されている。
前英国政府の情報分野顧問であるLynette Nusbacher氏はフィナンシャル・タイムズ(FT)に、「イランが約1,000~1,500発の弾道ミサイルを保有しており、巡航ミサイルやドローン(無人機)、移動式発射台など多様な戦力を備えているという信頼できる情報がある」と伝えた。ドローン戦力もかなりの水準で残っていると分析されている。フランス日刊紙のル・モンドは軍事分析家を引用し、戦争以前にイランが最大6,000機の自爆ドローン「シャヘド」を保有していたと推定した。
またイランは26日までに6,000機中最大4,375機(イスラエル765機、中東国家3,610機)を使用したとされ、約1,000機が残っていると推定される。
ただし、米国とイスラエルの空爆により、イランの長距離武器の生産能力は相当程度の打撃を受けたとみられる。米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のトム・カラコ上級研究員はFTとのインタビューで、「短期的にイランが武器庫を補充する能力は制限される可能性が高い」と分析した。
このような状況の中で、イランはミサイルとドローンの使用方法を調整している。国家安全保障研究所によると、イスラエルを狙ったイランのミサイル・ドローン攻撃回数は、今月1日の55回から25日の9回に大幅に減少したという。代わりにエネルギー施設などの核心標的に対する集中攻撃で防空網を無力化しようとする戦略を取っているとの評価だ。
米シンクタンク、スティムソン・センターの上級研究員ケリー・グリエコ氏は最近、SNSの「X(旧Twitter)」を通じて、「イランの発射回数は紛争初期より90%以上減少したが、攻撃成功率はむしろ高まっている」と指摘した。「大量発射で防空網を圧倒する方式から脱却し、単一攻撃でも大きな被害を誘導する『精密な攪乱』戦略に転換したとみられる」と分析した。
これに軍事専門家は、「現時点での勝敗はイランの発射能力維持期間にかかっている」とし、「限られた弾薬を効率的に運用する能力が戦争の行方を左右する核心要素となるだろう」と評価している。













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