ゼレンスキー大統領 ロシアは「2か月以内のドンバス明け渡し」で米国に終戦圧力
プーチン大統領の狙いはドンバスにとどまらない それを信じる人がいることに驚き

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3月31日(現地時間)、ロシアが米国に対し、終戦の条件としてウクライナに2か月以内のドンバス地方(ドネツク州、ルハンスク州)の引き渡しを求めたと明らかにした。
キーウ・インディペンデントなどによると、ゼレンスキー大統領は同日、ウクライナのブチャで開かれた首脳会合で、ロシアは米国側に新たな期限を示していると述べた。内容は、2か月以内にウクライナ東部を占領し、ドンバスを陥落させるというものだという。
さらに、ウクライナに残された撤退までの時間は2か月で、その後に戦争が終わるというのがロシア側の話だと説明した。撤退しなければロシアがドンバスを占領し、その段階でさらに別の条件が持ち出されることになるとも付け加えている。
そのうえで、相手の目標が本当にドンバスだけなら、そこを占領したあとに、なぜさらに先へ進もうとするのかという当然の疑問があると指摘し、問題はドンバスだけではないと強調した。
また、ロシアの計画を信じる人がいること自体に驚きを示し、ロシアの狙いは米国に圧力をかけ、ウクライナから譲歩を引き出すことにあるとの見方も示している。
ゼレンスキー大統領は、現在ロシアが米国を圧迫していると考えていると述べ、その背景には選挙の接近があるとの認識を示した。米国は内政と外交の両面でさまざまな対応を迫られており、ウクライナとしては、交渉の過程でロシアが感情ではなく論理に基づいて動くことを強く望んでいるという。
ゼレンスキー大統領は今後、戦争終結に向けて米国側とオンライン会議を行う予定だ。
会議には、北大西洋条約機構(NATO)のマルク・ルッテ事務総長、米国のスティーブ・ウィトコフ特使、トランプ大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー氏、米国のリンジー・グラハム上院議員らが出席する見通しだ。現在の情勢と三者会談がどの程度合意に近づいているかを議論する考えも明らかにしている。
















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