米・イラン停戦の成否、イスラエル抑制にかかるとの見方

米国とイランが7日(現地時間)、2週間の条件付き停戦で合意する中、今回の停戦がうまく機能するかどうかは、イスラエルの独自の軍事行動の抑制にかかっているとの指摘が出ている。
前国家情報長官室(DNI)傘下の国家テロ対策センター(NCTC)センター長を務めたジョー・ケント氏は同日、X(旧ツイッター)に「停戦を成功させるには、まずイスラエルを確実に『抑制』しなければならない」と投稿した。ケント氏はドナルド・トランプ米大統領の長年の支持者として知られていたが、イラン戦争はイスラエルのロビー活動が引き金になったと主張し、先月辞任した。
退役軍人でもあるケント氏は、先月17日にもXで「良心に照らして現在進行中のイラン戦争を支持することはできない」とし「イランは米国にとって差し迫った脅威ではなかった。それにもかかわらず、この戦争が始まったのはイスラエルとその強力な米国内ロビー団体のためであることは明らかだ」として辞任を表明した。
イスラエルはイランの地政学的影響力の排除を掲げ、軍事施設にとどまらず、発電所や石油化学団地、製鉄所、大学、鉄道橋などの民間インフラも攻撃してきた。
イスラエル空軍は、米国とイランがパキスタンの仲介で2週間の条件付き停戦を発表した後もイランへの空爆を続けている。イスラエルの安全保障当局者も同日、タイムズ・オブ・イスラエル(TOI)に対し、イスラエルは対イラン攻撃をまだ停止していないと説明した。
パキスタンのシャバズ・シャリフ首相は停戦の対象にレバノンも含まれると説明したが、イスラエルが親イラン武装組織ヒズボラへの作戦を停止した兆候は見られないとTOIは伝えた。
TOIやアルジャジーラなどによると、イスラエル首相府は公式声明で「イスラエルはイランがホルムズ海峡を直ちに開放し、米国、イスラエル、そして域内諸国に対するすべての攻撃を停止することを条件に、トランプ大統領による対イラン攻撃の2週間停止決定を支持する」と表明した。ただし「今回の2週間の停戦はレバノンには適用されない」とも明記した。
















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